【ストーリー】

■快盗の絡み
・シームレスにそっちにつなげるとは思っていなかったので驚きました。急にしんみりして緩急の付け方が良かったです。3人の年の近さと遠さも考慮してあって展開が滑らかでした。透真が父親に恨まれたという話を出す前に「婚約者がいますので」と恋人の存在を地味にアピールした前振りも小技が効いていました。
やっぱりこういう人間関係がルパパトで一番面白いと改めて思いました。

・反面、バトルの展開はおかしな感じでした。
イエローとブルーが油断する理由が全然わからなくて敵の逆転劇に納得がいきませんでした。どう見ても一箇所以外封鎖できていなくて逃げ道はいくらでもあるように思えて仕方がなかったです。
「地面以外にも潜れるなんて聞いてない」という台詞からすると、本来は「下は地面でそこを封じて安心していたが壁や障害物など他の物に潜られて不意をつかれた」という状況を脚本では想定していたのに、実際のロケは全面コンクリの建物の中で撮影されてしまった齟齬が問題だったのだろうかと思いましたがどうなんでしょう。

・巨大戦も敵が手品にほいほい引っかかる理由がピンと来なかったです。
そんなキャラだったんですかね? 特にお宝に目がないといった印象がないので馬鹿過ぎるように見えました。モチーフが龍宮城だから玉手箱を開けてしまった浦島太郎の要素も含まれていたという話なのでしょうか?


【アクション】

■ルパンカイザーマジック
・飛行船? それとも今回の敵の能力から潜水艇?、と思っていましたが能力は手品を使うマジックでした。
外見と手品の組み合わせがピンと来ないのですがどういう関係なのでしょう?  ただ、開いて中から飛び出るという以上の関連性があるのでしょうか。

・必殺技は敵が飛びつくようなものが出てくるようでゴレンジャーハリケーンみたいでした。巨大戦のフィニッシュは単調になりがちなのでバリエーションが増えるのなら歓迎します。
真面目な感じの香村さんにはあまり合わなそうな印象です。どうせただの換装パーツなんてそのうち使わなくなるでしょうから大勢には影響ないと思いますが。


次回はいかにも夏休み回って感じのドタバタ劇な感じでした。
個人的にはパトレン1号が腕にクレーンをつけていたことが気になりました。 快盗側はビークルを等身大戦でも使っても警察は使ってこないのはそういう仕様なのかと思っていましたができるんですね。今回ツカサがノエルに不信感を抱いていたようなのでその関係で「快盗は使っているけど私達のビークルではできないのか?」とつっこんで改造することになるのでしょうか。
雑魚怪人の改造スーツという手抜きのギャグ回を連想しますが、改造した姿が”金庫”であり、脚本が金子香緒里さんなので設定面ではメイン要素を進めそうな気がします。