『仮面ライダーエグゼイド』 第35話「Partnerを救出せよ!」:感想

2017年6月11日

■今週の違和感
・話の流れに違和感を感じるところがまたいくつもありました。
永夢たちは九条に夢中で前回は散々話していた飛彩のことを全く気にしなくなっていました。前回は飛彩に肩入れしていてドライバー強奪を見過ごすほどだった大我でさえどこ吹く風です。みなさん気持ちの切り替えが早いですね。

・九条も飛彩と裏切り者キャラが被っていて二人が同時に存在している意義もよくわかりませんでした。個人的には今回の九条の言動を飛彩にやらせて一本化したほうがすっきりして良いように思いました。九条が裏切り者として目立つと飛彩の底の浅さが際立ってしまって後で悪影響が出ると思います。いつの間にかガシャットまで正宗に渡していたかと思えば返せと怒鳴りつけていたアホさといい、飛彩の極端な矮小化の意図を測りかねます。そんなことをして面白くなるのでしょうか?

・黎人の新ガシャットの完成も気持ちの切り替えに劣らず早かったです。
つい2話前までは「クロノスは最強だ!」とか言っていたのにもう完成しました。人間がんばればできるものですね。黎人はバグスターですけど。 

・新要素で一番戸惑ったのは九条の言っていた「クロニクルによる人命の管理」でした。
管理も何もクロニクルを停止してバグスターも駆除すれば人命は失われなくて済むはずなのですが、何の話をしているのでしょうか? 全然話についていけませんでした。いつの間にか「データ化すれば人間は永遠の命を得られる。死んだ人間も生き返れる。最高じゃないか!」みたいなノリになっているように見えて戸惑いました。
客観的に考えると作中の登場人物にとってはかなりの世迷い言に聞こえるのではないかと不思議に思いましたが、みんな真面目に聞いている様子でした。また知らない間に状況がワープして置いて行かれたのかと不安が募りました。

・どうでもいいところだと、幻夢コーポレーションの社員が普通に働いていたことに驚きました。
ラブリカのときは洗脳でもされていたのかなと思っていましたが、今は普通に正しいことだと信じてやっているようでした。社長の言うことが政府の公式発表より優るとは大したものです。これがカリスマってやつですか。百歩譲ってクロニクルの運営を維持することが人命救助になるのは認めるとしても、そのお題目と売上アップがどうつながるのでしょう? 私だったら社長に質問したくなります。

■ポッピーの残念さ
・個人的にはポッピーの扱いの残念さを再確認させられました。
今回「永夢と一緒に戦う」と言っていました。これ自体は良いことなのですが、実情と全く合っていないので説得力がまるでありませんでした。戦闘能力があるのに戦っていない状況で一緒に戦うなんて言われても真意を疑います。実情に合ってない分、むしろ何も言わないよりも信頼が下がりました。
ライダーのヒロインなんて脇役中の脇役なので抜本的な対策ができないなら下手に触れないほうがいいと思います。

■九条
・本人の人格らしいです。言ってることがめちゃくちゃなので正宗の味方をしているのは本来の目的を果たすための偽装のように私には見えました。

・永夢に耳打ちした空白の発言は何でしょうね?
「実はお芝居」とか「(次回で訪れる)~の場所に来い」などと直接的に真相を伝えた線は無いと思います。クロノスが側にいるのに直接言ったら馬鹿ですからね。
目的のために偽っているという前提で考えるなら、定番どころとしては「永夢だけに本当の意味がわかる言葉」です。表面的には別の意味に聞こえて、永夢だけに真意が伝わる言葉があればベストです。しかし永夢と九条の付き合いが浅いため私には該当する言葉に何も思い浮かびません。
永夢を怒らせるためのただの罵倒だと肩透かしにも程がありますし、どういうふうにつながるのか想像がつきませんでした。なんて言ったのか気になります。

■永夢の問題発言
・ノーリスクで助けられる状況で黎人を見殺しにしたこともどうかと思いましたがあの発言のインパクトには負けました。
「お前を倒す」という意味で使われた言葉が「仲間じゃない」でした。仲間だから戦わない、仲間じゃないから倒すというのが永夢の基本的な価値観なのでしょうか。医者の基本的な考え方としては「助けが必要な人は相手を問わず誰でも治す」だと私は思うので、恣意的な線引をする永夢に嫌悪感を抱きました。前々から疑っていましたが、そのときどきの自分の感情を最優先しているだけで立派な志なんてないのに「自分は医者です!」とか言っているみたいです。

■数字の意味
・今回クロニクル関連でいろいろと数字が出ていました。
まず気になったのがアクティブ数です。合計人数は「600~700」 くらいと正宗のPCのモニターに映されていました。そのときは単純に「700(人)」の意味かと思って、少ないような多いようなと思っていました。

・その考えが一転したのが社員との会議のシーンでした。
そこには「販売目標一億本」と書かれていました。アクティブ数700人程度のゲームで一億とか笑いものです。正宗がそんなアホだとは思えません。
となると、モニターに書いてあったアクティブ数の単位が表記されていないものの「700(万人)」など単位が大きい可能性です。
これはこれで「政府は何をやってるの?」、「ゲーム病の患者数やばくない?」と疑問が浮かびますが、まぁ衛生省の無能さは散々描かれてきているので不思議には感じませんね。明らかに変な設定な気がしますが、どこも犠牲にならない回答はあるのでしょうか?


■最強フォーム(?)
・ドレッドヘアーとは珍しいですね。私にとっては特撮だと怪人の人間態でたまに使われるイメージで主人公に使うようなポジティブなイメージはありません。
ジュウオウジャーのレオの人間態もドレッドヘアーでしたし、時代の流れでドレッドヘアーに対して良いイメージのほうが増えているのでしょうか。

・外見といえば、最強フォームにしてはすっきりした外見に見えました。
最強フォームはたいていゴテゴテしていてアクションに悪影響を及ぼしがちです。エグゼイドの最強フォームは尖った肩と肘、それから首の可動範囲が気がかりなくらいで動きやすさは従来のフォームと大差なさそうに見えます。まともなアクションが見られると良いですね。
もっとも通常のエグゼイド、レベル2でがっかりさせられたので油断は禁物ですが。


来週はお休みで、再来週の放送です。ヘボットからプリキュアまでニチアサ全滅のようです。
最強フォームが登場するようですが、ゲムデウスを移植したグラファイトの頑張りが無駄になったり、「そんなことできるならもっと早くやれよ!」と言いたくなる展開は避けられるでしょうか。

コメント

20 件のコメント :

  1. >仲間だから戦わない、仲間じゃないから倒すというのが永夢の基本的な価値観なのでしょうか。
    これは間違いなくそうでしょうね。
    ライドプレイヤーは止めるのに飛彩を止めないのは何故?→飛彩は仲間だから、仲間の想いは叶えたい
    ポッピーと他のバグスターの扱いが違うのは何故?→ポッピーは仲間だから
    別に身内に甘いのは構いません。むしろ当然のこととも言えます。
    ただ、問題は永夢が医者と自称していることです。
    医者として考えた場合、身内や自分の好き嫌いで命の扱いが変わるのは大問題です。
    おそらく、永夢とはこういうキャラクターなのではないでしょうか。

    また、命という話をしましたが今まで明確に絶命(復活の余地なし)としたと描かれたのがラブリカくらいであり、人間であるはずのクロトやキリヤが普通に復活(元の人間の体と完全に同じてはないとはいえ)することが気になります。確かに、バグスターとして復活しているため以前とは違う形ではありますが、型が変わっただけで言動はなにも変化していません。キリヤも、なにか不完全な形だったり洗脳状態で復活するのかと思えば別にそういうわけではないようですし。挙句の果てには飛彩の出番まで喰うという………。
    なんのためにキャラがポンポン復活するのか全くわかりません。

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    1. >ただ、問題は永夢が医者と自称していることです。

      私もそう思います。
      ただの自己中ならそれはそれで別にいいんですけど、それが正しいことであるかのように語られていることには違和感があります。

      >確かに、バグスターとして復活しているため以前とは違う形ではありますが、型が変わっただけで言動はなにも変化していません。

      命関連の描写はいろいろ気になりますよね。
      九条がワープを使ったり、人間でも消滅から復活するとバグスター化するのは確定らしいのに誰も「あんなのは人間じゃない」という話は出てきません。それなら今度は「バグスターと人間の命はどう違うんだ? 両者に大差がないなら今までバグスターを抹殺してきたのは殺人と同じじゃないのか?」といった疑問が浮かんできそうなものですが、誰も何も考えている様子がありません。
      作中での意味合いもわかりませんし、作劇上の意義も理解に苦しみます。

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  2. エグゼイドは今まであまりとやかく言わず観てきた方なんですが、今回は流石に突っ込みたい部分が多くてたまりませんでした;
    一番はクロニクル関係の描写ですね、結局どのくらいの規模で世間に浸透しているのか、また劇中の人物達(特に正宗側)がどう受け止めているのかよく分かりません。前回までの時点で既に衛生省によって発売停止になった上SNSでもそれなりに拡散されており、冒頭のナレーションでは「巷にはびこっていた」と危険ドラッグのような言われようなのに、正宗や貴利矢がまるで世界の常識が変わるかのように言っていたのは壮大すぎるような気がしました。命が管理される世界と言うと前作の眼魔世界を思い出すのですが、あちらが曲がりなりにも異世界として描かれたのに対してクロニクルはまだ小規模すぎて正宗達もショボい存在に見えてしまいます。社員たちも貴利矢(まだ真意は分かりませんが)もなんでそんな絵空事に乗っているんだろうと疑問に思ってしまいました。劇中に登場する他のゲームはある程度意図的に説明をぼかしているように見えるのですが、クロニクルはなまじ現実的なゲーム販売の描写が多いので荒唐無稽さが目についてしまいますね…。販売ネタと考えると眼魔世界よりデミアプロジェクトの方が近いかもしれません。あっちはあっちで恐ろしい早さで世間に拡散しましたが;
    医療とゲームの対比を中核に持っていきたいのは分かるんですが、劇中の状況的にまだそこに踏み込むのは早すぎるのではないかと思います。

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    1. >結局どのくらいの規模で世間に浸透しているのか、また劇中の人物達(特に正宗側)がどう受け止めているのかよく分かりません。

      エグゼイド世界の世間でクロニクルがどういう風に受け止められているのかわからないですよね。
      これまでの衛生省の危険通知や永夢たちの言動からするとだいぶ小規模に収まっているように見えました。それが今回になったら正宗は目指せ一億本だし、九条はクロニクルで人命が管理されていてそれでいいとか言い出して状況が一変していました。
      九条たちが誇大妄想を言っているのか実際にそういう状況になっていたのか、客観的な判断材料がなくて困りました。

      >販売ネタと考えると眼魔世界よりデミアプロジェクトの方が近いかもしれません。あっちはあっちで恐ろしい早さで世間に拡散しましたが;

      眼魔のほうはまだ「異世界の超科学&グレートアイ」という嘘をつく余地があったのでクロニクルよりいくらかマシかなと思います。
      エグゼイドの場合は洗脳能力とか何もないんですよね…

      >医療とゲームの対比を中核に持っていきたいのは分かるんですが、劇中の状況的にまだそこに踏み込むのは早すぎるのではないかと思います。

      私は医療もゲームも踏み込んで描けるほどの地盤を築けていないので今後やるのは無謀だと思っています。それをやるならもっと前から展開を盛り込んでいかないと今回のクロニクルのように唐突で戸惑うだけで面白くならないと思います。

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  3. 名無しの星2017年6月11日 17:39

    キリヤが医者はもう必要ないというけど、ゲーム病以外の現在の技術では直せない病気や怪我とかはどうにかできるものなの? って思いました。
    あと今回のライドプレイヤーも運営が管理してるって知ったならまず会社に言いに行くと普通は思うんですよね。
    エムがライドプレイヤーを止めるのは私の考えですが、関係者(ヒイロやタイガ)とそうでない人という思考になっているからなのではと思います。立場としては間違ってないですが、まあヒイロが恋人のためという個人の事情が絡むとなれば同じ理由をなのを無視して止めるは良いことなのかなとは思いますが。
    デカレンVSアバレンでアバレンの協力をうろ覚えですがバンが「素人を手を借りるわけには・・・」と言っていたことにリョウガは「正義の味方にプロを素人もないじゃないですか」と返してたのを思い出しました。

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    1. >キリヤが医者はもう必要ないというけど、ゲーム病以外の現在の技術では直せない病気や怪我とかはどうにかできるものなの? って思いました。

      あれは意味がわかりませんでしたね。みんなデータ化してバグスターになれば復活もできるし病気も何もないって話みたいに聞こえて混乱しました。

      >あと今回のライドプレイヤーも運営が管理してるって知ったならまず会社に言いに行くと普通は思うんですよね。

      ライドプレイヤーたちは運営にどういう印象を持っているのかも謎でしたね。
      「人の命を奪うクロニクルなんて最低のことをやってる外道だけど生き返らせるためには黙ってプレイするしかない」とでも思ってるんでしょうかね。それとも幻夢コーポレーションの社員みたいに「運営は消滅者を助けるためにやっている!」と信じているのか。

      >エムがライドプレイヤーを止めるのは私の考えですが、関係者(ヒイロやタイガ)とそうでない人という思考になっているからなのではと思います。

      私情を挟んでいるというのならそれはそれで有りなんですけど、永夢が普段語っている「医者」と矛盾するように感じるんですよね。それは明らかにおかしいので他の可能性だと思うのですが、どこをどうすれば一見矛盾したように見える2つの点がつながるのかわかりません。

      >「正義の味方にプロを素人もないじゃないですか」と返してたのを思い出しました。

      私もそう考えるほうが健全じゃないかと思います。
      実際、エグゼイドの患者は止めても「自分で治すから放っておいてくれ!」と自殺行為に走りますし。それより協力して死なないように守ってあげるほうが安全だと思います。合理的でない判断を下すならそこに秘められた永夢の思いを描く必要があると思います。

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  4. そう言えば、クロニクルってもう日本国外にも出荷されてるんでしたっけ?仮に万単位だったとすると国内だけであそこまでプレイヤーが増えるのはちと無理がある気がするのですが…

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    1. >そう言えば、クロニクルってもう日本国外にも出荷されてるんでしたっけ?

      うろ覚えですが、まだ交渉段階だったと私は記憶しています。
      確か2話前の永夢が「黎人をベルトに取り憑かせてポーズを邪魔する作戦」をやった回で、正宗が電話で「クロニクルを海外でも販売したい? 良いお話ですね。今度会って詳しくお話しませんか?」みたいな会話を誰かとしていたと思います。

      >仮に万単位だったとすると国内だけであそこまでプレイヤーが増えるのはちと無理がある気がするのですが…

      そうなんですよね。プレイ人口が少なくても多くてもおかしなところが出てきます。海外展開がもうだいぶ進んでいるとしたらまた話が飛んでいることになりますし。何がどうなってるんでしょうね?

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  5. もはや、修復不能なレベルまで来ましたねぇ。
    特に、クロニクル関係で。
    他ももう、手遅れですが。

    正直な話、正宗をクロノスにするには無理がありすぎて、これから「まだ」ラブリカに変身させた方が納得出来ました。
    面白いかどうかは別として。

    で、ゲンムが復活するならするでもっと後にして、今の黎斗のポジションを正宗にやらせた方がましな気がします。
    で、以前管理人さんが書いた「ラブリカに洗脳能力」を装備させれば説得力も今よりはあったと思います。

    それと、ロクに変身もしないポッピーのライダー姿はいらなかったですね。
    培養で、コスプレ姿に変身の方が納得できたかもです。
    あと、終った話ですが、ラブリカの着ぐるみも必要なかった感じがします。
    恋愛ゲームのライバルキャラですから、培養で超イケメン男子に変身した方がコストも抑えられたと思いますし。
    どうせ、ロクに戦わないんだし。

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    1. >正直な話、正宗をクロノスにするには無理がありすぎて、これから「まだ」ラブリカに変身させた方が納得出来ました。

      「作劇上で無理がある」という意味でなら同意します。
      1クールの頃から明らかに存在感がおかしいので何もないほうが不自然だったらくらいなのでボスとして君臨しても予定調和で面白みがありません。「裏をかいて出し抜こうとしたらその裏をかいた黎人やパラドにはめられて何もできないまま退場する」くらいの役回りしか似合わないと思います。

      >で、ゲンムが復活するならするでもっと後にして、今の黎斗のポジションを正宗にやらせた方がましな気がします。

      私は幹部級の復活はあまりやらないで欲しいと思っています。多用されると倒したときの達成感やカタルシスがなくなってしまい、バトルものの根本的な構成が崩れると思います。

      >それと、ロクに変身もしないポッピーのライダー姿はいらなかったですね。
      >あと、終った話ですが、ラブリカの着ぐるみも必要なかった感じがします。

      予算という面から考えると、私もそう思います。
      ポッピーは宣伝用やジェンダー問題のアリバイ作りで必要経費としても、ラブリカはもったいないです。あれしか使わないなら既存のきぐるみの改造にして、怪人を増やしてマンネリ感を減らすほうが効果が高いと思います。

      匿名さんの仰るようにそもそも怪人体無しで役者さんのまま通すのも有りだと思います。
      ラブリカ役の役者さんは個性的な役者さんで演技も上手かったですからそのままでも充分絵になったでしょう。洗脳能力や攻撃無効化能力もありましたからストーリー上の役割でもバトルでも問題ありません。

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    2. はい、作劇上で無理があったと思いました。
      そもそも、クロノス変身セットは「誰が用意したのか?」という点です。
      少なくとも、出所したばかりの正宗には不可能でしょう。
      となれば、どう考えてみてもラブリカが妥当だと思えます。
      マスターガシャットを奪われた黎斗には不可能ですし。
      パラドであるならば、パーフェクトノックアウトなんて面倒な事をする必要もないですしね。

      こういった点も、以前管理人さんが指摘したように内通者を描写しておけば丸く収まるのに、って話です。

      幹部の復活は、私も好きではありません。
      また(笑)って感じがしますし。

      ホント、ポッピーライダーとラブリカ怪人体は予算の無駄遣いだと思いました。
      あんな扱いなら、もっとマシな新規の中ボスを出してほしいです。
      デザインとアクション、双方に期待できそうな造形で(笑)


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    3. >そもそも、クロノス変身セットは「誰が用意したのか?」という点です。少なくとも、出所したばかりの正宗には不可能でしょう。

      クロノスの出本は謎ですよね。
      ラブリカたちが手に入れていたらなら使いもしないし壊しもしないことが奇妙ですし、「クロニクルのガシャット自体にクロノスのデータが入っている」としたらCR側が何もせず存在を知りもしなかったことが奇妙です。
      匿名さんの仰るように普通だったら政宗の息のかかった内通者がいて当然だと思います。何かこれから一捻りあるならいいのですが、私は無いんじゃないかという疑念ばかり浮かびます。

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    4. 一捻りは期待出来そうにないですよね。
      今までが今までですし。
      正宗がクロノス変身迄の足りない描写は…

      ①クロノス変身セットを満足そうに眺めるラブリカ

      ②その後、無人の社長室に入る社員。手には、クロニクル市販版。で、変身セットが入ってる引出しを開ける。

      ③…②の人物が出所した正宗を出迎える。

      ④蛇足かも知れませんが、ピンチになったラブリカが秘密兵器としてクロノス変身セットを使用。
      ライドプレイヤーにしかなれず狼狽えるラブリカから、正宗がバグルドライバーⅡを強奪。正宗がすり替えさせたマスターガシャットでクロノスに変身。

      とまあ、こんな感じでしょうかね?

      後、クロノス攻略として、誰もクロニクルガシャットをゲーマドライバーに刺さないのも不自然かな?と思います。
      ダメ元で誰か試せよ、と(笑)

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    5. >一捻りは期待出来そうにないですよね。今までが今までですし。

      はい、チャンスを見逃した続けた以上、むしろ何もないことを予測するのが学習能力というものだと思います。

      >正宗がクロノス変身迄の足りない描写は…

      モブを使うならそんな感じでしょうね。
      あとは正宗にバグスター由来の超能力を持たせてどうにかしつつ「刑務所なんて出ようと思えば簡単に出られたよ」と言わせて他のツッコミどころも減らすとかも有るでしょう。

      >後、クロノス攻略として、誰もクロニクルガシャットをゲーマドライバーに刺さないのも不自然かな?と思います。

      衛生省が研究してる素振りすら無いんですよね…
      誰も試さないことも「九条の死因がデンジャラスゾンビを使った結果だったからCRや衛生省は運用に慎重になっている」など、やりようがあると思います。

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  6. L.E.D.ガイスト2017年6月13日 10:38

    ずっと気になっていた点なのですが、ライドプレイヤー用のクロニクルガシャットをゲーマドライバーで使用すればライドプレイヤー同様にクロニクル攻略に必要なガシャットロフィー獲得などの“プレイヤー”としての権利を得られたんじゃ⋯⋯

    復活の九条貴利矢。リプログラミングで貴利矢を助けようという流れの時点で、貴利矢が洗脳されていないのが目に見えていた。

    永夢達の敵となった貴利矢の真意は、おそらくはクロノス打倒の為の“敵を欺くには先ず味方から”ってところなんでしょうけどそれだと正直、何一つ面白くないですよね。

    時折、患者の生命でギャグをするのは不謹慎だと思うのですが⋯⋯

    ゲームを題材に特撮ヒーロー物を作るのなら、『電光超人グリッドマン』よろしく電脳空間でバトルした方が面白かったんじゃないかな。

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    1. >ライドプレイヤー用のクロニクルガシャットをゲーマドライバーで使用すればライドプレイヤー同様にクロニクル攻略に必要なガシャットロフィー獲得などの“プレイヤー”としての権利を得られたんじゃ⋯⋯

      それは謎ですね。
      ただ、クロニクルのガシャットがドライバー無しで単独起動できるようになっているのでドライバーに挿して起動するとクロニクルのプレイヤーとしては認められない可能性はあり得ると思います。当初パラドたちが運営していた際にはCRのライダーは「倒すとガシャットを落とすボーナス敵」として扱われていましたからシステム上でもドライバー使用者=敵キャラとして認識されていたかもしれません。

      >永夢達の敵となった貴利矢の真意は、おそらくはクロノス打倒の為の“敵を欺くには先ず味方から”ってところなんでしょうけどそれだと正直、何一つ面白くないですよね。

      真っ先に思いつくのがそれですよね。
      それだと見え見えでつまらないから無いと思いますが。しかし、じゃあ他に何をするかというと特に思い浮かびません。

      >時折、患者の生命でギャグをするのは不謹慎だと思うのですが⋯⋯

      スタッフは良いと思っているのでしょうね。私には面白さも正当性もわかりません。

      >ゲームを題材に特撮ヒーロー物を作るのなら、『電光超人グリッドマン』よろしく電脳空間でバトルした方が面白かったんじゃないかな。

      私はグリッドマンを見たことがないので意味するところがよくわからないのですが、「バトル時に専用のバトル空間に移動して戦う」という意味ならエグゼイドのスタッフでは無理だと思います。
      「ゲームエリア」や「ステージセレクト」は設定上では仮想空間のように見えますがろくに扱えていません。電脳空間という設定にしてもどこが電脳空間なのか伝わってこない描写になってしまうと思います。

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    2. L.E.D.ガイスト2017年6月16日 12:03

      貴利矢が変身するレーザーターボ。かつて貴利矢が変身していたレーザーの価値や意義を完全否定したかのような仕様…… 「だったら最初からそうしとけや」とツッコミたい。

      正宗が飛彩に渡したレベル100のガシャット『タドルレガシーガシャット』…… クエスト(探求・探索)、ファンタジー(空想・幻想)ときて何故にレガシー(遺産・遺物)? レジェンド(伝説)やサーガ(物語)、マイソロジー(神話)とかの方がソレらしくないですか?

      レベル100のガシャット。レベル99で「マックス大変身」って言ってた永夢やパラドって何だったんだろう……

      『グリッドマン』における電脳空間(作中では『コンピュータワールド』と呼称)は、単にグリッドマンと怪獣が戦うバトルフィールドというわけではなく、劇中において重要な役割を持っています。怪獣がコンピュータワールドで暴れまわり、建物のようにも見えるオブジェクトを破壊したりすると人間界(現実世界)にも様々な影響が出てきます。
      例を挙げると、病院などの施設の停電や、各種コンピュータの暴走など。
      『電光超人グリッドマン』は、今の時代だと笑えないネタが豊富だったりします。

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    3. >「だったら最初からそうしとけや」とツッコミたい。

      好意的に解釈するなら技術の進歩のおかげですかね。
      そもそもレーザーレベル2だけ人型になれない理由が不明ですが。

      >レジェンド(伝説)やサーガ(物語)、マイソロジー(神話)とかの方がソレらしくないですか?

      私はこれまでの元ネタがドラクエやファイナルファンタジーなのだからその後に出たメジャーなRPGの名前を付けるのが適切だと思います。

      >レベル100のガシャット。レベル99で「マックス大変身」って言ってた永夢やパラドって何だったんだろう……

      「俺はせいいっぱいがんばってる」って意味かもしれません。

      >例を挙げると、病院などの施設の停電や、各種コンピュータの暴走など。

      そうなのですか。知りませんでした。

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  7. 今回の話の落とし所はどこになるんでしょうね?貴利矢が正宗の味方のフリをしているなら正宗がただの馬鹿になってしまいますし、貴利矢が本当に正宗の片腕なら飛彩の立場が無くなってしまうように思えます。うまい所に着地して欲しいです。

    それにしても飛彩は急に扱いが悪くなりましたね。裏切りキャラ被りですし、貴利矢が苦悩してない分なんだか小物っぽく見えてしまいます。その上なぜかガシャットを差し出してる上にレベル100はエグゼイド最強(?)フォームと登場が被る始末。春映画で実質主役だった反動てしょうか。

    結局ゲームオーバーから復活した人はデータ化されたバグスターと同じで不老不死、ということなんでしょうかね。黎人にコンティニュー制限があることもあってその辺りがよく分かりません。もう少しコンティニューに関しての前提が提示されないとこっちも話に乗れません。

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    1. >今回の話の落とし所はどこになるんでしょうね?

      さっぱりわかりません。
      既存の情報から考えると誰かが貧乏くじを引くことになりそうに思えますし、新キャラの九条に新展開を始めさせるのは唐突過ぎて良くありません。自ら袋小路に入ったように見えてなりません。

      >それにしても飛彩は急に扱いが悪くなりましたね。

      大我と違って出番が多い分、脚本の都合をもろに受けている感じがします。
      スタッフに愛されているのだか嫌われているのだか区別がつきません。

      >結局ゲームオーバーから復活した人はデータ化されたバグスターと同じで不老不死、ということなんでしょうかね。

      今のところの印象ではバグスターとほぼ同質の生態になるように見えます。九条も変身してない状態でワープしていましたし。

      >黎人にコンティニュー制限があることもあってその辺りがよく分かりません。

      コンテニューはクロノスでも封じることができないようなのでクロニクルやバグスターの仕様とは異なる技術なのだと思います。

      私が疑問に感じるのはどうして黎人がコンテニュー方式を採用したのかです。
      予め備えておくならゾンビガシャットにインストールしておいて復活できるようにしておくほうが良いと思いますし、生き返るだけならバグスターの無限再生方式を活用するほうが楽でしょう。これまでの態度からは最初からクロノスと戦うことを念頭に置いていたとは思えません。既出の情報の範囲ではどうもしっくり来ません。
      永夢たちに協力している理由もはっきりしませんし、裏があるように思えます。

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