■今週の違和感
・話の流れに違和感を感じるところがまたいくつもありました。
永夢たちは九条に夢中で前回は散々話していた飛彩のことを全く気にしなくなっていました。前回は飛彩に肩入れしていてドライバー強奪を見過ごすほどだった大我でさえどこ吹く風です。みなさん気持ちの切り替えが早いですね。

・九条も飛彩と裏切り者キャラが被っていて二人が同時に存在している意義もよくわかりませんでした。個人的には今回の九条の言動を飛彩にやらせて一本化したほうがすっきりして良いように思いました。九条が裏切り者として目立つと飛彩の底の浅さが際立ってしまって後で悪影響が出ると思います。いつの間にかガシャットまで正宗に渡していたかと思えば返せと怒鳴りつけていたアホさといい、飛彩の極端な矮小化の意図を測りかねます。そんなことをして面白くなるのでしょうか?

・黎人の新ガシャットの完成も気持ちの切り替えに劣らず早かったです。
つい2話前までは「クロノスは最強だ!」とか言っていたのにもう完成しました。人間がんばればできるものですね。黎人はバグスターですけど。 

・新要素で一番戸惑ったのは九条の言っていた「クロニクルによる人命の管理」でした。
管理も何もクロニクルを停止してバグスターも駆除すれば人命は失われなくて済むはずなのですが、何の話をしているのでしょうか? 全然話についていけませんでした。いつの間にか「データ化すれば人間は永遠の命を得られる。死んだ人間も生き返れる。最高じゃないか!」みたいなノリになっているように見えて戸惑いました。
客観的に考えると作中の登場人物にとってはかなりの世迷い言に聞こえるのではないかと不思議に思いましたが、みんな真面目に聞いている様子でした。また知らない間に状況がワープして置いて行かれたのかと不安が募りました。

・どうでもいいところだと、幻夢コーポレーションの社員が普通に働いていたことに驚きました。
ラブリカのときは洗脳でもされていたのかなと思っていましたが、今は普通に正しいことだと信じてやっているようでした。社長の言うことが政府の公式発表より優るとは大したものです。これがカリスマってやつですか。百歩譲ってクロニクルの運営を維持することが人命救助になるのは認めるとしても、そのお題目と売上アップがどうつながるのでしょう? 私だったら社長に質問したくなります。

■ポッピーの残念さ
・個人的にはポッピーの扱いの残念さを再確認させられました。
今回「永夢と一緒に戦う」と言っていました。これ自体は良いことなのですが、実情と全く合っていないので説得力がまるでありませんでした。戦闘能力があるのに戦っていない状況で一緒に戦うなんて言われても真意を疑います。実情に合ってない分、むしろ何も言わないよりも信頼が下がりました。
ライダーのヒロインなんて脇役中の脇役なので抜本的な対策ができないなら下手に触れないほうがいいと思います。

■九条
・本人の人格らしいです。言ってることがめちゃくちゃなので正宗の味方をしているのは本来の目的を果たすための偽装のように私には見えました。

・永夢に耳打ちした空白の発言は何でしょうね?
「実はお芝居」とか「(次回で訪れる)~の場所に来い」などと直接的に真相を伝えた線は無いと思います。クロノスが側にいるのに直接言ったら馬鹿ですからね。
目的のために偽っているという前提で考えるなら、定番どころとしては「永夢だけに本当の意味がわかる言葉」です。表面的には別の意味に聞こえて、永夢だけに真意が伝わる言葉があればベストです。しかし永夢と九条の付き合いが浅いため私には該当する言葉に何も思い浮かびません。
永夢を怒らせるためのただの罵倒だと肩透かしにも程がありますし、どういうふうにつながるのか想像がつきませんでした。なんて言ったのか気になります。

■永夢の問題発言
・ノーリスクで助けられる状況で黎人を見殺しにしたこともどうかと思いましたがあの発言のインパクトには負けました。
「お前を倒す」という意味で使われた言葉が「仲間じゃない」でした。仲間だから戦わない、仲間じゃないから倒すというのが永夢の基本的な価値観なのでしょうか。医者の基本的な考え方としては「助けが必要な人は相手を問わず誰でも治す」だと私は思うので、恣意的な線引をする永夢に嫌悪感を抱きました。前々から疑っていましたが、そのときどきの自分の感情を最優先しているだけで立派な志なんてないのに「自分は医者です!」とか言っているみたいです。

■数字の意味
・今回クロニクル関連でいろいろと数字が出ていました。
まず気になったのがアクティブ数です。合計人数は「600~700」 くらいと正宗のPCのモニターに映されていました。そのときは単純に「700(人)」の意味かと思って、少ないような多いようなと思っていました。

・その考えが一転したのが社員との会議のシーンでした。
そこには「販売目標一億本」と書かれていました。アクティブ数700人程度のゲームで一億とか笑いものです。正宗がそんなアホだとは思えません。
となると、モニターに書いてあったアクティブ数の単位が表記されていないものの「700(万人)」など単位が大きい可能性です。
これはこれで「政府は何をやってるの?」、「ゲーム病の患者数やばくない?」と疑問が浮かびますが、まぁ衛生省の無能さは散々描かれてきているので不思議には感じませんね。明らかに変な設定な気がしますが、どこも犠牲にならない回答はあるのでしょうか?


■最強フォーム(?)
・ドレッドヘアーとは珍しいですね。私にとっては特撮だと怪人の人間態でたまに使われるイメージで主人公に使うようなポジティブなイメージはありません。
ジュウオウジャーのレオの人間態もドレッドヘアーでしたし、時代の流れでドレッドヘアーに対して良いイメージのほうが増えているのでしょうか。

・外見といえば、最強フォームにしてはすっきりした外見に見えました。
最強フォームはたいていゴテゴテしていてアクションに悪影響を及ぼしがちです。エグゼイドの最強フォームは尖った肩と肘、それから首の可動範囲が気がかりなくらいで動きやすさは従来のフォームと大差なさそうに見えます。まともなアクションが見られると良いですね。
もっとも通常のエグゼイド、レベル2でがっかりさせられたので油断は禁物ですが。


来週はお休みで、再来週の放送です。ヘボットからプリキュアまでニチアサ全滅のようです。
最強フォームが登場するようですが、ゲムデウスを移植したグラファイトの頑張りが無駄になったり、「そんなことできるならもっと早くやれよ!」と言いたくなる展開は避けられるでしょうか。