【ストーリー】

■思い出すのは
・ポッピーピポパポの異常なプッシュっぷりを見て坂本監督の悪癖を思い出しました。
このタイミングで新キャラの女性を出すのも当てつけかと思ってしまいました。 この嫌々やっている感じはいつまで続くのでしょうね。

■クリスマスなんて大嫌い!
・クリスマス要素とメインストーリーがまるで絡んでいないことが辛かったです。
無難に行くなら「グラファイトを倒して、ガシャットも10個集め終わり、今回の患者も助けて絶好調!、からの急降下」と展開に落差を付けるところなのですが、CRの面々はウイルスが変異したことに気づいて重苦しい雰囲気になり、そのまま九条が死んでしまいました。特に浮かれてもいないけどクリスマスパーティはやるというのも理解に苦しむ内容でした。永夢たちは何を考えているのかますます謎に感じました。せめて患者さんを楽しませるためのクリスマスパーティだったら逃げ道があったのですが。

・全体的に、シリーズ構成の高橋さんはクリスマス要素なんて入れたくなかったんだろうなと伝わってくる内容でした。
子供を高橋さん、ケーキをおもちゃ、もしくはバンダイに置き換えてみてほしいと言っているように聞こえました。

■九条の死に方
・正直かっこ悪かったです。
見るからに怪しい得体も知れないものを使ったせいで死ぬとか情けないです。まるで落ちてたものを拾い食いして食中毒で死んだみたいでした。デンジャラスゾンビはかっこよくて強いのですから、普通にかっこいい新敵に負けるのではダメだったのですかね…
「レーザーなんだからバイクになって逃げればいいのに」とかいろいろ腑に落ちないところがあって、九条の死を受け止める気になれませんでした。

■それは良いのか
・ポッピーピポパポがバグスターだと説明されました。
そもそもバグスターがどんな存在か知らないので「そうなんですか」としか言えないのですが、疑問が思ったことが一つあります。それはCRが「バグスターの根絶」を表明しているです。

・ポッピーがバグスターなら当然最終的にはポッピーも抹殺することになるはずです。
ポッピーや永夢は覚悟の上なのか、それとも「根絶するのはバグスター”ウイルス”のことで、ポッピーは害がないからウイルスじゃありません」なんて詭弁で無視するのかが気になります。メインストーリーにおけるポッピーの扱いの軽さからすると後者の方向のような気がします。説明すらされないで流されそうに思います。

・永夢がポッピーの正体を知っていたこともびっくりでした。
知っていたなら「敵のバグスターを殺すのはポッピーを殺すようなものじゃないか? 患者を救うために殺すのは医者として問題ないのか? 命の選択をする権利が自分にあるのか?」と医者として悩んでもおかしくなさそうなものですが、そんな素振りは全くありません。
でもウイルスの変異すら知らないボンクラなので仕方ないですね。馬鹿なら馬鹿でいいんですが、そんな馬鹿に人類の命運を決めさせることになりそうな流れを不穏に感じます。私は嫌です。


【アクション】

■デンジャラスゾンビ
・いかにもかっこいい系のデザインでかっこよかったです。
白と黒のツートンカラーで装甲も骨をあしらったスタリッシュなデザインと、定番どころですがやっぱりかっこいいですね。相手の武器で倒すところは悪役っぽくて良かったです。

・チャンバラの鎌が敵用だったことはやや残念に思いました。 とても普通の展開です。


【1クールを終えた時点での感想】

■話に置いてけぼり
・社長の計画が進んだり話は進んでいるはずなのですが、個人的には全然進んだ気がしません。それというのも、視聴者が永夢といっしょに置き去りにされているせいだと思います。

・物語の中心である永夢の話が全然進んでいません。
九条と和解したのも、そもそもは永夢が疑ったことが原因で前進とは思えませんし、医者として重要なはず小児科研修は何もしないまま終わってしまいました。傍若無人で医者としては無能というかなりのマイナスからのスタートなのにまるで改善の兆しが見られないことは辛く感じます。主人公の視点で話が進むのに主人公が好きになれないのは問題だと思います。

・せめて主人公の周りに安心して見ていられるキャラがいれば良かったのですが、それもいません。
ライダーはみんな人格に問題がある人物ばかりで、ライダーでない脇役も無能なクズばかりで心の拠り所がありません。比較的まともな善人だった九条が死んでしまった現時点では消去法で考えると、悪役の社長やパラドのほうが計画的に動いて着実に前進している分だけマシな人物に見えてしまいます。

・すっかり話に置いて行かれた感じですが、作品としては滞りなく進んでいるようにも感じています。
これは単純に、自分はこの作品に向いていないということなのかなと思いつつあります。

■アクションは普通
・アクション関連は普通です。
デザインはいつもどおり慣れましたし、基本はスポーティで動きやすそうな格好なのでアクションをしているとかっこよく見えます。

・アクション自体もまずまずです。
毎回驚かされるほどかっこいいということはありませんが、まぁいいんじゃないかなと思えるくらいのクオリティにはなってきました。近年の酷かった頃と比べればだいぶマシです。

・特色だったはずのレベル1は想定の範囲内でした。
実質的には従来の巨大化戦で終わってしまい、いつもどおり既にフェードアウトする雰囲気を醸し出しています。きぐるみな分、CG予算がいらないから使いみちがあるかと微かに期待していましたが、やっぱり無理でしたね。


次回はまた新フォームが登場するようです。
レベル5が出たと思ったら、もうレベル10が出てきたり忙しいですね。今度はレベル100くらいでしょうか。

一段落したからローテーション陣が参加するならそろそろかと思っていましたが、次回もシリーズ構成の高橋さんだそうです。
これで13話連続登板になります。まさか全話単独脚本を目指しているのでしょうか。現状の出来栄えを見ていると無謀に思えます。