『仮面ライダーゼッツ』 第2話「爆ぜる」:感想

2025年9月14日

茶番という悪夢が終わらない…

・冒頭からまたごっこ遊びがきつかったです。
いきなり怪人が出てきたり、主人公の夢と定義されていた前回よりも更に理解が難しい状況でシチュエーションも面白さも何もかもついていけずに置いてけぼりでした。

・「レムがこれは夢だと知っている」とか言われても、
”そういう設定に主人公がしたんじゃないの?”という根本的疑問の判別がつかなくて真偽を確かめる方法がありません。
仮にあのレムが主人公が考えたものでないとしても、他人の夢に入れるナイトメアという存在がいる以上、あのレムもナイトメアの1人とかナイトメアが夢を操作してる可能性も有るので何でも有りなことは変わらないと思います。
相変わらず説明が説明になっていませんでした。

現実でも刑事さんがだいぶおかしい

・普通にヤバい人で見ててきつかったです。
同僚の女刑事さんの方に共感してしまいましたが、物語は主人公や刑事さんを中心に回っているので置いてけぼり感がますます強まりました。もう置いてかれてもいいですか?

・相対的にはマシなほうでしたが女刑事さんの方も客観的に見るとおかしかったです。
口で言えば済むのに一般人の目の前で上司を蹴るわ、刑事課なのに意味不明な捜査をしてるとかじゃなくてちゃんとした部署として存在してるのに部署の存在意義自体を根拠なく否定したり、とても真人間のすることではありませんでした。
常識人ヅラしてましたが充分おかしいです。
まぁ高橋悠也作品で真人間らしい真人間なんて見たことがないので本当に真人間のつもりで書いている可能性もありますが…


夢パートも全然ついていけない

「爆弾魔の夢を望んだのはあの刑事さんだったんだ!」
と衝撃的事実のように語られていましたけど全然話についていけませんでした。
え? じゃああの夢はどこの誰が望んだものだってこととして主人公とゼロの間で話が進んでたんですか?
仮に刑事さんが望んでいようがナイトメアに介入されている以上は放置されたらナイトメアに乗っ取られちゃうからひとまず阻止一択だと思うんですけど??
いったい何を前提に何の話をしてるのか全然理解できませんでした。


アクション

・冒頭の鉄骨をぐるっとひと回りするアクションはパワフルさが見るからに伝わってきてかっこよかったです。

・壁を掴んでゴムみたいに伸ばして敵の攻撃を防ぐところも他の環境操作と違ってアクションに取り入れられているところが良かったです。

・かと思えば、敵に壁を狭められたら何もできずに走って逃げるしかできなくて、相変わらず夢操作は何ができて何ができないのか理解できませんでした。
前回とは逆に敵にアドバンテージがあるなら今度は逆に敵が壁攻撃しまくればいつかは勝てると思うんですけどねぇ…

・剣は地味でした。
格闘戦の方がパワーが伝わってわかりやすいしかっこいいと思いました。


フィジカム・トランスフォーム

・トゲを身体に生やしてタイヤの下に足を差し込んで車をパンクさせるシーンは、個人的には「それインパクトでタイヤ蹴って車を宙に浮かしてもできない?」と思ってしまいました。そっちの方が派手でかっこいい気もしますし。
変形するならもっと「腕を伸ばして車に取り付く」とか
「車を振り回されて引き剥がされそうになったけど、ゴムみたいな身体に変化して勢いを利用して車体を突き破って破壊する」とか、
もっと面白い使い方が有ったと思います。


バイクアクションはクウガで懲りました

・アピールしていたバイクは走って追いかけているだけでとても普通でした。
”本格バイクアクション”はクウガでお腹いっぱい見てもう見たくないと思って以来、私は「仮面ライダーなんだからバイクに乗れよ」とは言わないことにしました。
なので今回もこれ以上言うことはありません。


次回は後編のようです。
ナイトメアが現実に具現化したりするそうなんですが、それがどういうことでどんな違いがあるのかよくわからないので特に思うことがありません。
主人公のやることはいったい何が違うんでしょう?






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