最終回の前編

・文字通りに「いよいよ敵との最終決戦だ! 変身するぞ!」っというところで今回は終わりでした。前後編どころか「前半15分」に相当する部分と言ってもいいくらいでした。
単体の内容としては物足りないので「ラキアの死」くらいまでやっちゃうか、ジープかリゼルとの決着は今回で終わらせるくらいまでやってほしかったなぁと思いました。

3人の関係の集大成

・ショウマたち3人が分散する前に話して「じゃあお互い様だ」と笑い合っているシーンは過去に何度も揉めたり対立してきた3人のドラマの集大成としては感慨深さが有って良かったです。絆斗を筆頭に何度も衝突してきましたからね…
「全部ショウマがあってこそだ」って話にはならずに「(感謝することも謝ることも)お互い様だね」で終わらせられる関係になったことはガヴの方向性としては綺麗だったと思いました。

事件の解決策

・ふわまろで中和剤入りの雨を降らせる展開は、納得感は4割くらいかな、という印象でした。
「チョコと言えば銃だ!」みたいに私的には納得いかなくても、ショウマが心からそう思えば実現可能なのがゴチゾウのようなので綿菓子ゴチゾウに雨を降らせる能力があっても当然なのかもしれません。
ただ、映像的にはいまいち説得力に欠ける部分がありました。あの高さで雲を作っても範囲は狭いと思います。もっと高高度で本物の雨雲に混ぜて拡散するくらいでないと全域はカバーできない気がします。
日記が鍵になる展開は「戦うことが全てじゃない。楽しむことも力に変わる」と言ってきたガヴとして良い展開だと思いますが、説得力はもっと欲しかったです。

・個人的には冒頭で一旦引く選択をする理由も微妙なように感じました。
ランゴをあの場で倒しきれれば回収作業をしていたエージェントも消滅して、残るのはジープとリゼルくらいで闇菓子を積極的に作るモチベーションは薄い気がします。
それなら「人プレスは後で回収して解放すればいい」と割り切って元凶を断つのを優先することも有りだった気がします。
理由があるとすれば「ランゴとの戦闘中に出荷されてグラニュート界に運ばれた分の人を助けられなくなるから」なのかなとも考えましたが、今回助けられたのは偶然エージェントが出入りするドアを見つけられたからなので冒頭の時点でアテにするのは根拠が弱い気がします。

ジープとリゼル

・今のジープ的には「リゼル>ランゴ」なようで情が湧いたのかな?という印象でした。
「家族とは不変ではない。成り行きとはいえ結婚したのだから新しい家族に気持ちが切り替わることもある」って話なんですかね?
と言っても、ストマック家の場合は単に家族仲が良くないので原因が違うんじゃないかと感じる部分も強いですが。ランゴなんて双子を引き離して無理やり政略結婚させようとしていましたからね。

「父親を殺されて打ちひしがれるリゼルを自分と重ねる」…には個人的には弱いかなと思っています。
リゼルには大統領を愛していた印象がそんなに無いんですよね… リゼルからすれば好き放題甘やかしてくれて良い父親だったとしても不思議はありませんが、ジープにとってのシータと同等の存在かと言われると疑問です。

・最終回前に至ってもジープとリゼルはどういう方向に向かっているのか、方向性すら掴めていない気がします。


次回は最終回です。
基本的には野望を砕いたので目の前の相手を倒せば終わりですね。そういう点では決着点がはっきりしてるショウマとランゴよりも、ジープ&リゼルにあまり縁がない絆斗との組み合わせの方が気になります。

ラキアは扉の間を破壊するっぽい感じでした。
個人的には「壊せば済むものだったのか?!」とちょっと戸惑っています。ニエルブとの話し合いでも「永遠に封鎖してもいい」とか話していたので壊すって選択肢は有りえないのだと思ってました。