『キミとアイドルプリキュア♪』2クール目まで見終わった時点での感想

2025年7月26日
キミとアイドルプリキュア♪の2クール目を見終わった時点での感想です。厳密には24話まで見た時点での感想です。

全体の印象

■味がついてない…
・2クールが経っても相変わらず基本フォーマットの味しかしないままです。6話時点で書いた感想から印象は大して変わっていません。
プリキュアというヒーローものに加えて、アイドルという単体でメインを張れる大きな要素を足したはずなのにどうしてこんな薄味になるのか不思議でなりません。
アイドル要素は飾りと無視したとしても、他にメインと呼べるほどの要素が見当たらないままなので内容がとても薄いです。お約束の要素とお話以外に何かやったかな?と首を傾げてばかりです。現状だとプリキュアもアイドルもどっちもまともにやれてません。
プリキュアはいつものフォーマットの味わいのみで敵側も動きがなくほぼ止まっています。
アイドル要素も時折、思い出したように握手会やイベントに参加するだけです。もはやアイドルというよりアルバイトって感じです。
アイドル活動の内容自体もアイドルというより「芸能人」、より精確に言うと「広告塔」が基本のように感じました。ファンサがどうのと言う割には具体的なファンのキャラがモブ含めて全然登場しません。最近じゃプリティーホリックの宣伝に使われるだけでアイドルじゃなくても芸能人なら何でも話が成立しそうなくらいです。
もう全話数の半分が経過するはずなのにこの有り様なのでどうにもならないまま終わりを迎えそうです。

■何がしたいの?
・個人的には主人公たちの能動性の無さが一番物足りないです。
アイドルにしてもプリキュアにしても自分からは全然動きません。
私生活も重要視されておらず、基本的にアジト代わりの実家の喫茶店で過ごすか、喫茶店のお手伝いをするかでいつものパターンと異なる出来事が数えるほどしか起きません。
全体の話が動かない上に、個人の話や目標もなく、1話ごとのエンタメ性も充実していないので普通に退屈することが多いです。

1クール目

■キュアキュンキュン
・6話の時点では7話のキュンキュン初変身がキミプリの一つの山場か…と期待していたのですが、キャラもテーマも掘り下げが無くて物足りませんでした。
至極もっとも疑問であるはずのココロの「なんでアイドルが戦うの?!」という疑問に何も答えずに、「私の覚悟が足りてなかったのが悪い!」とココロが勝手に折れてくれて事態が終息してしまいました。

・個人的にはその疑問から逃げるのはかなりがっかりしました。本当に取り扱う気がないなら、
A)戦うこともショーの演出のうちってことにする。
B)「アイドルなのに怪物と戦って世界を救う… さすがスケールが違いますね!」みたいにココロが最初から戦う気満々にする。
どちらかにした方がマシだったと思います。逃げとしても中途半端でますますキミプリのアイドル要素への疑念が強まりました。

・販促期間が終わってからは他のキャラ同様に空気になりました。
「心キュンキュンしてます!」以外に何か言ったかな?と思うくらいに印象が薄いことも珍しくありません。
同好会作りなど最序盤に能動的に動いていた印象は消え去り、定型文とドルオタネタ以外の出番が無くなって久しいです。
他のメンバーより待遇が悪いとか独自性を失ったといった意味でもないのに、「これならモブ時代の方がマシだった…」と言う状態になるとはあんまりです。

■3人必殺技
・曲も映像もEDの使いまわしで、しかもなんか映像がEDよりしょぼくなってて唖然としました。なんで使いまわしどころか劣化するんですか? 普通に意味がわかりません。
この盛り下がり感はだいぶヤバいと思いました。バンク必殺技はただでさえ使いまわしだから本質的には楽しみが薄いのに、映像面でも見どころが劣っているのは大問題だと思います。
5分くらい待てばもっとクオリティが高くて時間も長いED映像を見られるのにこんなものを見たがる人がいるとは思えません。

・必殺技破りの問題も予想したとおりにダメでした。
敵がライブの途中で暴れ出すから、ライブが面白くなかったように見えるし、ライブを見たい視聴者は途中で打ち切られてがっかりするし、普通に破綻していました。

・「新しい必殺技しか使わないから古いライブは見る機会が全然無い」というプリキュアの基本フォーマットから予想される問題も普通に起きました。
11話で合体必殺技が出てから個人必殺技は全く使わなくなってしまいました。3人必殺技のクオリティが低かったせいで好みの問題とかではなく、普通に見劣りするものが優先される異常事態になってしまっています。
普通のプリキュアだと噛ませ犬から牽制まで幅広く使われる通常攻撃技扱いに移行されることが珍しくありませんが、ライブがあるせいでそれもできません。完全に見る機会が無くなっています。

キュアズキューンキッス

・唯一意外と言えたのはキュアズキューン&キッス誕生の経緯でした。

■プリルンの記憶封印
・まずプリルンを記憶喪失にすること自体が予想外でした。
キャラクターとしても聖域的なお気楽担当のマスコットを台無しにするのは反発が大きそうですし、何よりお世話人形として販売している玩具を別人にし、更に疑似成長までさせるとは思っていませんでした。

・個人的には無しだと思いました。
販促番組で最も大切にするべきは玩具を買った子どもだと思うからです。
「プリルンが私のこと忘れちゃった~!」なんて悲しむ子が一人でも出る可能性が有ることは避けるべきだと思います。
インパクトは有っても失うものの方が多いので良い手だとは思えませんでした。

■誰得なのか?
・ズキューンの人格の違いも大丈夫なのかなと不安を感じました。
ズキューンはやや幼いですが、見た目相応に大人びた言動になっていて元のプリルンとは別人のように見えました。
記憶喪失の間は「記憶が戻った後の人格はどうするんだろう?」と首を傾げていました。

「基本的にはズキューンの人格をベースにして元々のプリルンはもはや存在しない」だと、プリルンが好きだった人は悲しむことになりますが、プリルンが好きでなくズキューンは気に入った人にとっては嬉しいでしょう。
「記憶が戻ったら元のプリルンに戻り、ズキューン変身時の性格もプリルンベースとなりやや幼くなる」だと、ズキューンの人格を好きになった人にとっては悪夢でしょう。
「変身時と非変身時で別人同然のまま」だと棲み分けはできますが、キャラクターとしては奇妙で扱いづらく存在になってしまうでしょう。2作前のひろプリのマジェスティでも似たような問題が最後まで消せませんでした。

・どれを取っても失うものが少なくなくて、変身させること自体に無理があるように私は感じました。
記憶は取り戻しましたが、人格面ではまだ不透明なままです。人型形態のときは「ウタのことを思い出したズキューン」であってプリルンとはだいぶ異なっているように私には見えます。
ズキューンの人格に関して今後の展開があるのかはわかりませんが、キミプリの内容の薄さだと「スタッフは何も考えてないだけじゃないのかな…?」と疑いたくなってしまいます。

■ウタの奇行
・ズキューンに夢中になったウタの奇行はいまだに意義が理解できていません。
「アイドルに興味が無かったウタが初めてアイドルに興味を持った」という出来事はアイドルものとしてはかなり大きなイベントだったと思うのですがギャグみたいな扱いで終わってしまいました。
「なんかプリルンに似てるから気に入った」みたいな話ならズキューンの正体がわかった時点でプリルンを記憶を取り戻す話に吸収されるのもわかりますが、そういう話ではありませんでした。
「自分が夢中になりながらアイドルを主観的に見ることで『みんなこんな気持ちで応援してくれてたんだ!』とアイドルへの理解を深める」とか自分に足りてないものを感じるとか、
あるいは戦闘がメインの二人の姿を見ることで「綺麗だけどなんか違う…」と自分がアイドル像を自覚していく、とか。
アイドル絡みでやるべきことはいくつもあったと思います。こんな奇行扱いで片付けたことが不思議でなりません。これより重要なことって何なのでしょう?

■メロロン
・メロロンのことはいまだにちゃんと理解できている気がしません。
「プリルンが大好きで、プリルンが気に入っているウタたちを敵視している」以上のキャラクターが伝わってこないうちに変身してしまいました。
プリキュアはキラキランドのためにも戦っているはずなのに普通に態度が悪くて好きになれないうちにも一時的に退場してしまったので気持ちの置きどころが無くなってしまいました。

・キッスに変身できるようになって戻ってきた後も特に印象は変わっていません。
相変わらずプリルンが好きで、ウタたちを敵視したままのように見えます。
戦える力を得たことで「もうあなたたちは必要ない。私とお姉様が戦うから引っ込んでろ」みたいに増長するわけでもなく、本当に何も変わった気がしません。
プリルンからの扱いも相変わらずウタより下のままなのでどこも何も変わった気がしません。
急展開があったはずなのに変化が感じられないことに戸惑っています。

・現状だと普通に印象が悪いです。
明確な意思を持ってやってる分だけ、倫理観がないトラブルメーカーのプリルンよりもタチが悪いと感じています。
最初から印象が悪いまま更に悪化してるくらいの状況が続いています。
メインストーリーでは「メロロンの代償とは何なのか?!」で引きを作ってる感じがしますが、私の率直な感情としては「メロロンのことなんてどうでもいいかな…」と口から出かねない状態です。

■キュアキッス
・キュアキッスのデザインは大人っぽい印象です。
ズキューンもそうですが、セクシーとは違う意味での女性が好む大人のお姉さんという感じがしました。色合いもプリキュアでは珍しい取り合わせでそこも新鮮味がありました。

・ズキューンとキッスのライブは普通に良かったです。
合唱形式のハイエモーションよりも、デュエット形式の二人の方が躍動感があって映像との相性が良いと思います。


■プリルン/キュアズキューン
・プリルンは記憶喪失になったり人型形態になれるようなったりしてどうなるのだろうかと思いましたが、一周回って何も変わりませんでした。
記憶が戻った後は性格も行動も特に変わらず、元通りになっただけに見えます。
タナカーンに頭突きをしたりしていましたし、迷惑行為も相変わらず続けそうです。悪い意味でめげないのでどうしようもありません。本人は悪いとすら思っていませんし、周りも誰も止めません。良くなるはずがありません。

・ズキューンのデザインはキッス同様に大人のお姉さんという感じです。
やや幼い言動と距離感の近さとのギャップが売り、なんでしょうかね?
記憶喪失の状態ですらアイドルを最重視していてギャップが薄く、記憶が戻った後は元のプリルンに戻ってしまったのでズキューン状態が機能している印象はありません。
記憶が戻った後のズキューン状態は「やや幼くアホになったがプリルンよりはマシ」という中途半端な状態なので余計に存在が微妙になっていると思います。
ひろプリのマジェスティでも感じましたが、赤ちゃん状態と大人状態の両立は無理が多いと思います。

その他

■カイト
・カイトの出番は基本的にありませんでした。
最序盤は思ってたよりちょくちょく出るなと思いましたが最初だけで、2クールまでの全体としては「たまにしゃべるクラスメイト」くらいの出番でした。

・久しぶりにメイン回がもらえたアイドル回は、キミプリ全体でも内容の有る回でした。
「サインを書くことに必死でファンの顔を全然見れていなかった。アイドルとしてはプロ未満だ」など、プロとしての見地やカイトのアイドル観が透けて見えるようでアイドルの掘り下げにもカイトの掘り下げにもなっていて良かったです。
これまでとはだいぶ別人のようにも見えましたが、
個人的には「優しいが何を考えてるのかわからないイケメン」よりも
「辛辣だが的確な言動をし、『面白い女じゃねぇか』と認めることもある、いけすかないイケメン」の方が好ましいのでひとまずOKです。

・アイドルを休業してるからには理由があるのかと思ってたらあっさり復帰しちゃいましたけど、この先カイトにドラマは用意されているんでしょうか?
メインキャラどころか作品全体で何も起きない作風なので予想がつきません。

■チョッキリ団
・敵幹部勢は何もありませんでした。
元々”悪役”という以上には何も無かったんですけど、予想以上に何もありませんでした。
「怪人を作ってはやられて退散し、クールの節目が近づいたらプリキュアと仲良くなったりして粛清されて中ボス化する」というテンプレを断片的になぞっているだけでドラマも活躍もありません。

・それどころかつまらなくなる一方です。
カッティーが離脱して実働部隊がザックリー1人になったことで、毎回同じ幹部が出て同じ口上を述べてやられて帰るだけで流れの単調さに磨きがかかってしまいました。
悪役会議すら「もう仕事は嫌だ!」→「文句言わずにさっさと行け!」のパワハラ展開の繰り返しで不快だし死ぬほど退屈です。こんなことしかできないなら悪役会議をざっくりカットしてほしいです。
「まだ上級幹部のチョッキリーヌがいるし…」と言おうにも、既に11話で戦闘参加済みで他の二人と大差ないというしょぼい実力を晒してしまっているので漠然とした期待すら持てません。

・カッティーもザックリーもプリキュアに絆される展開をやってるんですけど、そもそもチョッキョリ団がどういう存在なのかわからないから話についていけてません。
今の話の流れだと、なんとなく仕事としてやってるだけか、個人的にキラキラを毛嫌いして消そうとしているだけみたいな感じなんですけど、
ピカリーヌ様の話だとキラキランドが再活性化すれば自動的に消滅する存在だそうなので生存闘争地味たキラキラとは相容れない存在のようにも見えるんですよね。
それだと共存も戦いを止めるも何も選択肢は無いと思うんですが、カッティーなんかは消滅もせずに「これで自由だ~!」みたいに無邪気に喜んでいたので何がどうなってるのか理解できません。

・ここまで魅力も何もない敵幹部はシリーズでも頭一つ飛び抜けてると思います。
カッティーが浄化されたときにはアイドルプリキュアのマネージャーか熱烈なファンとして再登場したり、24話でザックリーが自由行動し始めたときには「アイドルオタになって日々楽しそうに暮らしているカッティーを見かけて表情を濁らせる」みたいな再登場があるかと思いましたが今のところ影も形もありません。
浄化もパワハラも話がぶつ切れで何がしたくてやってるのか意図や面白さが全然伝わってきません。

■シリーズ構成の登板基準が謎
・24話時点で7回しか登板してません。序盤の1,2話とキュンキュン前後編、3人必殺技誕生回までは良いとしても、
その後やったのは、ズキューン初登場の次の話でズキューン狂いになったウタとその次のズキューンの正体探しの回だけでした。
メインストーリー基準で考えても、カイトの初登場、プリキュアのCDデビュー、メロロン初登場回にズキューン初登場回、プリルンが記憶を取り戻す回と重要そうな回はいくつもありましたがシリーズ構成の加藤さんは登板していません。
これで登板しなかった回を同じ脚本家が担当してたら「サブシリーズ構成がいるのかな?」と考えるところなんですが、だいぶバラバラなんですよね。井上亜樹子さんがやや多いですけど、山田由佳さんや大河内一楼さんなどバラけていて今のところはサブシリーズ構成がいそうな感じはしません。カイトのメイン回すらバラバラです。
あるとすれば3話の脚本も書いたりしている監督の主導で作ってる可能性の方かと思いますが、クレジットに出てこないので判断しようがありません。

■この先は何をするんだろう?
・ひたすら薄い内容を繰り返し、プリルン記憶封印など大きな出来事すら短い上に最後は元に戻って終わりで進展がまるで感じられません。
アイドルの掘り下げもなく、キャラの個人的目標すら完全にゼロで、ドラマというドラマが見当たりません。この薄さは予想以上です。
何にも無さ過ぎて見ている私が途方に暮れちゃいます。もう半分過ぎるはずなのにいったいどうするんでしょうか…
今までも内容が薄いプリキュアはいくつもありましたが、ここまで何も無いのは初めてな気がします。






コメント

6 件のコメント :

  1. マルゲリータ2025年7月27日 17:42

    感想、お疲れ様です。

    なんだか、対抗馬である「プリセッション・オーケストラ」と大差ない印象です。敵幹部の数や、主人公達の年齢など差異は自体はあれど、延々と敵を倒すだけで引き延ばす、あるある展開が続いていて退屈です。簡単に言うと、どちらも薄い。
    色んなところで差異を出しあって、切磋琢磨するのを期待していたのですが、どちらも同じ印象になってしまったのは、残念。

    ズキューン関連は、色々と急でしたね。プリルンが急に「アイドルを守りたい」って自己犠牲的になり、戻っても戻らなくても大差ない記憶喪失になったり、反応に困りました。
    最初メロロンは、代償を帳消しにしようとすると、プリルンに酷いことが起きるから、遠ざけてるのかと思いましたが、ただ邪魔されたくなかったんですよね…
    プリキュアのデザインや、戦闘シーンは好きなんですけどね。そのまま、人間態として出て来て欲しい気持ちもありますが、妖精でなくなっちゃうので。

    メロロンは、イエスプリキュアの「ミルク」みたいで、苦手な人が多そうですね。主人公だけに異様にアタリが強いところや、メイン妖精ラブなところが。

    二人共、プリキュアのデザインや技が良いので、余計に残念です。

    まぁ、このまま「いつものプリキュア」で終わるんだろうなぁ、と視聴を続けます。

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    1. マルゲリータさん、こんにちは。

      >なんだか、対抗馬である「プリセッション・オーケストラ」と大差ない印象です。

      本質的な部分では大差ない感じですね。
      プリキュアの方が作品としてはマシだと思いますが、それはフォーマットの根づき具合やスタッフの練度によるもので、企画としての出来栄えは大きな差は無い気がします。

      >プリルンが急に「アイドルを守りたい」って自己犠牲的になり、戻っても戻らなくても大差ない記憶喪失になったり、反応に困りました。

      始まりはそれまでのクズさとの温度差が激しく唐突で、ズキューンやメロロンの話が特に落着しないうちに元通りになってしまったので余計に反応に困りました。
      要素単体では珍しくない内容でしたが、こんな流れで見せられても飲み込みづらいです。

      >メロロンは、イエスプリキュアの「ミルク」みたいで、苦手な人が多そうですね。主人公だけに異様にアタリが強いところや、メイン妖精ラブなところが。

      あんな感じの系統に見えますね。
      守ってもらってる側なのに文句を言うだけでも印象が悪いですし、プリルンなど直接関わりの有る相手にとっても迷惑な行動になっているので肯定する気が起きません。一方的に好きなだけなら個人の自由の範疇ですけど、相手が望んでないのに周りを遠ざけようとするのは普通に迷惑行為だと思います。

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  2. こんばんはいちばんすきなプリキュアはなにですかわたしはわんだふるぷりきゅあがすき

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      私が好きなのはプリンセスプリキュアです。

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  3. こんばんは

    少しお聞きしたいんですが、フレッシュプリキュアを見たことがありますか?もしあれば管理人さんの全体的な感想を知りたいです。

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    1. 匿名さん、こんにちは。
      劇場版の感想を見ればわかる通り、フレプリは見たことがあります。

      フレプリはヒーロー色6:プリキュア色4くらいの比率で、プリキュアシリーズがヒーロー寄りになっていった走りだと思っています。
      シンプルにかっこよく頼れるヒーローでありつつ、普通の中学生でもあるバランスの良い作品だったと思います。
      比較的高めの外見年齢のとおり、精神年齢もプリキュアでは高い方なので大人にとっては見やすい作品でもあると思います。
      私が最初に見たプリキュアですが、今でも良い作品だと思っています。

      欠点は3クール目頃の「我が名はインフィニティ…」の繰り返しだった中だるみですかね。
      マスコット枠のキャラが不気味になるという相対的なギャップも含めて雰囲気が暗く、内容も似たような展開の繰り返しで徒労感が強かったです。

      あとは終盤のストーリーも「ディストピア」という予備知識がないとピンと来ない内容だったと思うので幼児向けとしては不適切と言えるかもしれません。
      自由意志の重要性とか言われても実感を持てる子供はいないでしょう。

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