・今回も説明が多くて退屈でした。迷宮ネタなのに迷宮が何ひとつ活かされない斬新な展開に度肝を抜かれました。

■宝太郎
・主人公は相変わらず態度が悪いようにしか見えませんでした。
「別のやつと仲良くなりたいからお前のこと交換するね!」って言う時点で友達失格の人でなしなのに、交換したケミーとも仲良くなるシーンが見当たらないうちに道具として使っていました。
「よくやった、サスケマル!」みたいな呼び捨てタメ口がまた、仲が良いというより道具扱いに見えてきついです。
友達扱いするなら仲良くなるシーンを入れて、使う前にはケミーのほうから飛び出してきて「俺を使え!」アピールすれば何も問題ないと思うんですけどね。そういう基本すらできてないのでひたすら印象が悪いだけです。
「友達」という言葉はヤンキーみたいに悪いやつも都合よく使う言葉だってことをスタッフはまるで理解していないようです。悪い意味で感情に訴えかけてきます。

■リンネ
・寡黙なリンネの心境が語られたんですが全部口で説明しちゃいました…
しかもビフォーアフターの前後どちらもよくわかってないうちに話が進んだので視聴者の理解は完全に置いてけぼりです。最低でもツンツン状態のリンネを事前に描いておかないとドラマが成立しません。「なんか事情があるんだよ」なんて浅い理解だけで充分なドラマが成立したらどれだけ楽でしょうか。

・語られた内容があやふやで、これからの分の話もまるでついていけませんでした。
「お父さんはまだ生きてると信じる!」と「お父さんのようにみんなを幸せにする錬金術師になる!」にあまり関係ないと思います。同時に言うことじゃないと思います。
「お父さんは死んだ。だけど私はお父さんのようにみんなを幸せにする錬金術師になりたい!」なら父親の意思を継ぐ形になるから両方一度に話す意義があるんですけど、ケミー悪用や人命救助など目の前の出来事に対する方針と生きてるかもわからない異世界にいた父親探しの話を同時にしても意味がありません。別々のタイミングでするべき話をまとめて雑に片付けたように見えました。
スタッフ的にはお話を進めたつもりなのに視聴者的には全然だと空回り感や疎外感が強くて疲れます。

■スパナ
・第一印象が悪い上にストーカー属性までついて更に悪化しました。大人が高校生につきまとうのは普通に気持ち悪いので妥協点が見つかりません。
せめて「父親の汚名を着せられながらも腐らずがんばっていて素晴らしい心がけだ! せめて俺だけでも応援したい(でもリンネには気持ち悪がられている)」みたいなもうちょっとマシな対応にするわけにはいかなったのでしょうか。
こういう形なら「相手のことを思っていても相手がそう受け止めれてくれるとは限らない」となって主人公にとっての反面教師や共通項に使えると思います。

・ヴァルバラドの必殺技?はかっこ悪かったです。
地上にいる相手にわざわざプロペラで飛び上がってからまた降りてきて辻斬りしてからミサイルってバラバラ過ぎだと思います。
あれならプロペラを突き刺して相手ごと飛び上がり、地面に叩きつけて痛みにもがく相手を見下ろしながらミサイル斉射でトドメとかのほうがスパナの無慈悲な感じを強調できて良かったんじゃないかと思いました。

■ベノムマリナー
・新フォームなのに雑魚を倒しただけで影が薄かったです。ベノムマリナーの後に本命のようにアッパレスケボーでボスを倒す光景についていけませんでした。
普通なら逆で「アッパレスケボーで正面から攻撃しても酸で溶かされる!→地面に沈む魚雷で奇襲して逆転!」って流れだったと思います。
武器玩具有りのフォームが優遇されるのはよくあることですが、ガッチャードの販促はいつも以上に下手みたいです。今後もこの調子だと新フォームが出た瞬間から「なんだ武器無しか…」か「武器有りだから当分こればっかりか…」という諦めムードになりそうです。

・バトル自体も一方的な流ればかりで退屈でした。フォームごとの個性があるはずで、主人公も友達扱いしているならもっとバトルで活用してほしいものです。
ドライバーを渡すふりをして奪還するところはマシなほうでしたが、ドライバーとケミーライザーを上手く描いていないからドライバーにくっつけたケミーライザーを使ったのがわかりにくかったです。そもそもいつカードを入れたんだ?という疑問点も残りますし。


次回はなぜかプロレスをやるみたいです。また新フォームを出すだけの回になりそうですね。
マジで内容が見当たらないので玩具が出揃うまではお話も投げ捨てるっぽい気配が強まってきました。話が動かないなら動かないで「宝太郎は錬金術やケミーについて勉強中だから仕方ない」と納得できる状況にしたり、ケミーとの交流中心の話にしたり今だからできる話があると思います。