『機界戦隊ゼンカイジャー』 第46話「ゲゲっと飛び出た神のちょっかい!」:感想
■割が合わない
・予想通り段取り臭い内容でしたが、段取り臭さに見合った内容とは思えませんでした。
神様の言うことを証明するための段取り臭さは仕方ないですが、そこまで手間を掛けたのに説得力が薄いのはダメだと思います。
・ワルドの出現を予言しただけでは信用する根拠が弱いと思います。
その程度ならトジテンドとグルだったら簡単に実現できてしまいます。実際マッチポンプなのでこの疑惑は的中していますし。最初に「トジテンドの罠じゃないのか?」と疑っていたメンバーが信用する根拠としては不適切だと思います。
・次回で「罠だろうなと思っていたけどトジテンドに乗り込むチャンスだから罠を承知で来たんだよ!」なんてフォローがあるといいのですが無さそうな気がします。
■ステイシー
・神様からはあっさり解放されました。神様がステイシーを使う意義をあまり感じなかったのですが何か意味があったのでしょうか? 別に近くにいる相手にしか憑依できないってわけでもなさそうでした。
・突然の燃え尽き症候群は反応に困りました。
個人の心境としては虚しくなるのはわかりますが、視聴者としては「そんなのわかりきってたじゃん。どこに勝算を感じてたの?ゼンカイジャーと組んだほうが目的は達成しやすかったでしょ」という印象で徒労感が強いです。40話も引っ張ってきた空回りにはついていけません。
次回はトジテンドに乗り込んでイジルデたちと戦うみたいです。
両親ももう捕まってないしステイシーもいないから行く理由が薄く感じます。防衛戦ばかりで決め手がないことに苛立ったり、圧政に苦しむキカイトピアの人も助けたいと定期的に言っていたならまだわかりますが、現状だと積極的に行く理由が弱く感じます。
介人には「世界で初の~」にこだわる初期設定があるのですから「大王に会ってお話して、『世界初! 世界征服を企む悪の帝王と友だちになった男になるぞー!』」とかやったほうがまだマシな気がします。
コメント
0 件のコメント :
コメントを投稿
コメントは承認後に表示されます。
*過度に攻撃的な言葉や表現が含まれている場合、承認されない場合がございます。節度と良識を保った発言をお願いいたします。