『機界戦隊ゼンカイジャー』 第36話「ビックリどっきり大ユーカイ!」:感想

2021年11月21日

■進展なし
・ハカイザーの洗脳を強めるというからもっと「モクヒョウハカイ」みたいなロボっぽさが増すのかと思ったら特に変化はありませんでした。
目的がバレて敵に対策されたので介人の父親奪還も難しそうです。ステイシーは前回の公式サイトの説明どおりいつの間にかハカイザーはかけがえのない仲間になりヤツデよりも野望のほうが優先になったみたいです。次回予告の感じだとしばらくハカイザー奪取の名のもとに小競り合いが続いて話は進みそうにありません。
話についていけないし、話自体も進まないのでどうもこうもありませんね。退屈です。

・物語の途中で物事を終わらせるのが嫌いな香村さんの悪い癖全開という感じですが、もう36話なんですよね… もう締めに入っていてもいいくらいだと思うんですが。
たとえ父親の件もステイシーの件も次回で終わらせても、ゲゲのことや敵幹部の扱い、放置されてる母親など一人1話ですら足りそうもないんですけど大丈夫なんでしょうか。もうジュランやガオーンの個人回はありそうにすら無いですね。

■今やらないとダメ?
・個人的には間の展開が場違いに感じる場面が多かったです。
フリントの危機やバラシタラなど切迫した場面のはずなのにいつも以上に長い名乗りやゴーゴーファイブのギアを使ったレスキューなど、ネタ自体は構わないんですが「それって今やるべきことかな?」と違和感を感じる入れ方でした。相変わらずシリアスとエンタメ要素のバランスが悪いと思いました。

■変わらず甘い
・介人の主張も相変わらず正当性を感じませんでした。
バカンスワルドのときも「脅威じゃないから倒さなくてもいいじゃん」と言っていて引きましたけど、今回も弱いからという理由で軽視していて全く成長してないと思いました。
話の流れとしては軽視した結果街中が大変なことになったり、フリントが死にかけたりしていて暗に介人の甘さを否定しているように見えるのですが、台詞の上では「介人が正しい。ゾックスは間違ってる」みたいな雰囲気を最後に出してるんですよね。
ゼンカイジャーがそんな面従腹背みたいなことをするとは思えないんですが、どういうことなんでしょうね。

■ビックリバコワルド
・ネタは展開と合っていて良かったです。罠にかけてるつもりが罠にはめられていたなどびっくりする要素が合っていました。

・ただ、負け方は納得がいきませんでした。
途中からビックリバコワルドが能力を使わないことも変だと思いましたし、ギアトリンガー対策の破り方はしょぼすぎて全然納得がいきませんでした。なんかよくわからんものが飛び出すというならそれこそ戦隊ギアの出番だと思います。


次回は見た感じネタ回で話は進みそうもありません。ラスト1クールをこんなことに使っている余裕があるのでしょうか。


コメント

2 件のコメント :

  1. こんばんは。 ハカイザーをまだまだ引っ張るということは、ゲゲの反逆とかやる尺なさそうですね。
    よくわからない理由でボッコワスは退場して、バラシタラかイジルデがラスボスの座につくのでしょうか。
    ツーカイザーとバラシタラがよく戦いますが、因縁みたいなのをつけてライバル関係にすればよかったのにと思いました。
    ラストの介人が謎でした。ゾックスにキレるほどいつも誇れるような戦いしてますかね?
    ヘマして今まで何度もピンチになってる介人が怒るのは違和感しかありませんでした。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >ハカイザーをまだまだ引っ張るということは、ゲゲの反逆とかやる尺なさそうですね。

      時間が足りそうもありませんよね。
      私はどちらかというとゲゲだけが残って「ボッコイジバラロボ」みたいなのでも出てくるような投げやりな展開になる可能性のほうが高いんじゃないかと思っています。
      無難にやるにしてもイジルデは父親奪還のついでで倒され、バラシタラはステイシー関連でついでにケリをつけて終わりであとは残ったゲゲとボッコワスと決戦で終わりかなと思っています。
      一番ケリをつけるのが面倒なのはSDトジルギアだと思っています。敵側の誰とも因縁がありませんからね。強引に進めない限りは「トジテンドを倒して全部のトジルギアが解放されたぜ!」くらいに片付けることになってしまうでしょう。

      >ツーカイザーとバラシタラがよく戦いますが、因縁みたいなのをつけてライバル関係にすればよかったのにと思いました。

      そうですね。今回みたいな展開をやりたいなら因縁を作ったほうが良かったと思います。そうでないなら特に絡ませる必要性がないと思います。

      >ラストの介人が謎でした。ゾックスにキレるほどいつも誇れるような戦いしてますかね?

      特に説得力は感じませんでしたね。言う資格が格別あるとも思いません。
      ただ、生き死にに関して一家言を持つ人物なんてそうそういないので態度に関してはそれほど問題だとも思いません。
      私は発言内容の問題というより「ストーリーが介人にやたらに甘い」「介人を無根拠に持ち上げすぎ」といったストーリーのバランスや積み重ね不足の問題だと思っています。

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