『仮面ライダージオウ』 第12話 「オレ×オレのステージ2013」:感想
【ストーリー】
・話が薄かったです。単純に面白くありません。それも予想できるつまらなさだったことが良くないと思いました。意外性も何もなく、普通につまらなかったです。
・未来のソウゴと対面したリスクは特に描かれないまま終わってしまいました。
これでは何が問題なのかわかりません。本人が出会わなければいいなら「未来のソウゴに現代のツクヨミがあってウォッチの入手先などを聞く」といった間接的な接触をすれば済んでしまうでしょう。そもそも未来はどうせ変える(自動的に修正される)つもりなのですから過去/現代から未来に接触する分には未来がどうなろうと構わないはずです。そもそもゲイツたちが未来のことを話したことやウォズの歴史書語りも物事の本質としては同じだと思います。
・今回のドラマ要素でメインだったはずのゲイツの話も理解しがたい内容でした。
神紘汰が「仲間を信じろ」とか「自分で全てやるのが王なのか?」とか言っていたのでソウゴはあくまで道を開くきっかけを与えるだけでそれ以外は全てゲイツが自主的にやるのかなと思っていましたが全くそんなことはありませんでした。鎧武ウォッチは渡すし(渡した意味はなかったけど)、通話もするしで干渉しまくりでした。これではむしろウォズの言っていた「利用する」という方向性に見えてしまいます。これのどこかが仲間を信じた行動なのでしょう?
おまけにゲイツ自身も「馴れ合いをする気はない」と言いながらも鎧武ウォッチは素直に返したり相変わらず中途半端でした。これのどこが「覚悟を決めた」のでしょう? 全然変わったように見えません。
・レジェンドは相変わらず空気でした。アナザー紘汰の状況も人柄も何も伝わってきませんでした。本編の延長線上で考えても序盤のバイト先から判断するとパーラーに就職するとはあまり思えないのですが何がどうなったのでしょう?
神紘汰とアナザー紘汰の関係がどうなっていたのかは何一つわかりませんでした。結局、「神紘汰は神の力で歴史修正に抗ってソウゴに助言したが、最終的には改変により消滅した」という理解で合っているのでしょうかね。
・個人的には間接的に戒斗の株を下げていたことが一番理解に苦しみました。
最後にアナザー鎧武を倒したら隔離されていた被害者がみんな戻ってきていました。そのせいで5年間生き残った戒斗は別にすごくもなんともなかったことになってしまいました。どうせ歴史修正で死んでいても生き返れるのになぜわざわざこんなことをしたのか全く理解できません。描写するメリットが1ミリも感じられないのですが何だったのでしょう?
■やらない理由
・スウォルツがあっさりジオウに勝って鎧武ウォッチを奪ったことも問題になるだろうと思いました。それができるならとりあえず将来のライバルになるジオウを倒しておけばいいと思います。
「オーマジオウ以外にライバル(ディケイド?)とか裁定者など越えないといけない存在があるから今のジオウくらいには勝てないと話にならない」とか事情があるんでしょうか? それだと今度はじゃあ今回も介入しちゃダメじゃんって話になってきますが。ちゃんとタイムジャッカーが直接手をくださない理由があるのでしょうか?
【アクション】
・必殺技の輪切りはこれまでのレジェンドフォームで一番マシだと思いました。フルーツ感はあるので鎧武のあったかもしれない別の姿としては有りだと思います。ただ、動きを真似するよりかはずっと良いと思います。
肩の爪?が全く活かされなかったのは不満です。あれは武器なのか鎧なのか何なのでしょう。
次回はゴースト編。それに加えてディケイドも登場するようです。
ゲイツが最初から持っているからゴーストはやらないかと思っていましたがやるんですね。「ウォッチを持ってるんだからさっさと倒せばいいじゃん」となってしまうはずですがどうするのでしょう。 この上ディケイドも出していたら時間が足りるとは思えません。
ディケイドはディケイドで初登場なのに脚本が毛利さん担当という点が非常に不安です。毛利さんに代わったらソウゴの人格が初期化されたように今度は下山さんに戻ったときに士の人格が誰これ状態になるかもしれません。
ジオウならではのレジェンドの魅力を出せていない段階でのディケイド投入には不安しか感じません。
コメント失礼します。
返信削除相変わらずストーリーは何じゃこりゃ?なので諦めましたが次回のゴースト編ではディケイドが出るので久々のアクションを楽しみにしたいと思ってます。
というより一番心配なのは本編よりも井上さんの毛根ですね……
何でも今年に入って4回も染めたらしいですし。
>相変わらずストーリーは何じゃこりゃ?なので諦めましたが次回のゴースト編ではディケイドが出るので久々のアクションを楽しみにしたいと思ってます。
削除アクションくらいは良いと良いですね。立場は敵役になりそうなので販促がジオウとどちらに傾くのかよくわかりませんが。
>何でも今年に入って4回も染めたらしいですし。
牙狼もやってますしね。撮影の時期は知りませんが、牙狼とジオウの時期が被っていたら大変でしょうね。
ジオウの歴史改変に関する描写は雑だとは思っていましたが、今回はかなり理解が追いつきません。
返信削除最終的に2013年でアナザー鎧武を倒したのは「3日後のソウゴ」でした。
アナザーライダーを倒すにはそれが生まれた年でなければいけない、というのは作中でくり返し言われてきたことですので、「アナザー鎧武が倒された」という出来事が確定したのであればそれを行った「3日後のソウゴ」の行動が、ジオウ世界では正史とされるのが筋だと思います。
にも関わらず、番組として続いていくのはあくまでも「現在のソウゴ」基準となっているのは全くわからないことです。
せめて、あのあと3日後のソウゴがどうなったかを描いていればこのあたりの答えにもなったと思うのですが…。
どうなったんでしょうね。私もさっぱりわかりません。
削除1)アナザー鎧武を倒したことで本来三日後に倒すはずだった歴史が変わったため三日後のソウゴは消滅した。
2)それどころか歴史修正により現代のソウゴたちの記憶からも三日後のソウゴのことは消え、適当に辻褄が合わされているが誰も気づいていない。
3)三日後に現代のソウゴが三日前に行けば辻褄を合わせられるからOK。
4)伏線である。歴史が変わってるようで実は平行世界に分岐しているだけ。今のソウゴが変わってもツクヨミたちの時代のオーマジオウは消えない。
私が思い浮かぶ選択肢はこれくらいです。
今回の話だけだと鎧武見てない人は戒斗が仮面ライダーだったことすら分かりませんよね。どうにもジオウはレジェンドライダーの扱いが雑に感じてなりません。
返信削除今の所レジェンドライダーがストーリーにあまり関わっていないように感じるので来週出るディケイドには期待したいと思います。一応白倉氏曰く「ディケイドと電王は劇薬に使う」らしいので期待しても良いのかなとは思っています。
>今回の話だけだと鎧武見てない人は戒斗が仮面ライダーだったことすら分かりませんよね。
削除私の想像に過ぎませんがそうだと思います。予備知識が無い視聴者からしたら「この偉そうなこと言ってる若作りしたおっさんは何なの?」と思われても仕方ないと思います。
といって、オリジナルを知っている人からしても「だいたい変身しない」、「ライダーにならなかったと言っても人格はオリジナル準拠でどこがどう違うのかわからない」とまるで満足のいかない内容だと思います。
ストーリーでのレジェンド要素に関しては今のところ、無いほうがマシなレベルだと思います。
>一応白倉氏曰く「ディケイドと電王は劇薬に使う」らしいので期待しても良いのかなとは思っています。
私は白倉さんのこと全く信用してないので何を言われても真に受ける気がありません。「レジェンドから逃げない!」と言った挙げ句にこの有様ですからね。
フォーゼ編から思い始めたことですが、レジェンドたちはライドウォッチをホイホイ渡すだけでそれ以上の役割やドラマがないのが残念です。
返信削除でも仮面ライダー全史という本の白倉さんのインタビューで「レジェンドの登場は絶対ではない」のとライドウォッチを渡すのに「儀式的にすると展開が狭まる」ということからウォッチを渡すことにドラマを作る気がないんだなと思いましたね。
その上「この平成祭は長くは続かなく今年までになると思います」という発言からレジェンド登場は今年一杯までで来年からジオウオリジナルの展開になるのではと噂されてますが、現状ジオウの本筋の話に面白味がないのでなんだかなーといった感じです。
鎧武編のアクションはこれまでより力が入ってたのが良かったです。本来はこれぐらいやっても良いはずなのに。話はイマイチでしたが。
フォーゼと言えば聞いた話ですが、フォーゼ編で元々福士さんや吉田さんを呼ぶつもりだったけど白倉さんがオファーしたのが撮影日の2週間前だったそうです。皆と同じこと思うでしょうがどう思います?
>その上「この平成祭は長くは続かなく今年までになると思います」という発言からレジェンド登場は今年一杯までで来年からジオウオリジナルの展開になるのではと噂されてますが
削除私は白倉さんの発言を信じる気がないので…
「毎回登場するお祭りは終わりましたが『ときどき出す』こともしないとは言っていませんよ」とか言い出しても不思議はないと思っています。
>フォーゼと言えば聞いた話ですが、フォーゼ編で元々福士さんや吉田さんを呼ぶつもりだったけど白倉さんがオファーしたのが撮影日の2週間前だったそうです。
それが真実だとしたらオファーが通らなくて当たり前であり、オファーした側も通るとは考えていないのが当たり前だろうと思います。
問題があるとすれば「だからといって台本を直している時間はない」ことのほうだと思います。
2週間前の段階であれば恐らく脚本は出来上がっていると思います。オリジナルが出演するかしないかで複数種類の脚本を用意できればベストでしょうがライダーの体制ではまず無理だと思います。
となると脚本家は「役者さんがオリジナルになるか誰になるかまだ決まっていませんがとりあえずどっちでもいいように書いてください」と注文されたことになるでしょう。この結果がこれまでの誰がやってもいいようなモブ同然のレジェンドの扱いになった原因ではないかと想像します。そういうことがまかり通っている体制は問題だと思います。
>白倉さんの発言を信じる気がないので…
削除レジェンドが本当に出ないのかは自分もわからないですけどね。ただジオウオリジナルの話なる可能性は白倉さんの発言とは別の情報(バレなので伏せます)から考えるとあり得そうなんですよね。なので自分は身構えてます。
あとジオウ出演でラジオ「ラジレンジャー」で半田さんがゲスト来た際の話でオファーが撮影の1ヶ月前してきたことを愚痴ってましたね。理由は巧の髪は長めだからそれに合わせなきゃいけなくなることに困ったからだと。
コメントでどうもこの撮影日からのギリギリのオファーは東映(というか白倉さんとかだと思いますが)がよくやらかす悪癖だそうで呆れましたね。
>ジオウオリジナルの話なる可能性は白倉さんの発言とは別の情報(バレなので伏せます)から考えるとあり得そうなんですよね。なので自分は身構えてます。
削除オリジナル展開になること自体は不思議はないと思います。
私の見る限りではジオウにとってレジェンド要素は販促面を除けば無くてもいい存在ですから。特にストーリー上ではレジェンドはモブ同然でウォッチもオーマジオウと大して結びつかず、様々な面から考えてもレジェンド要素は必要性が感じられません。
そして私もジオウのレジェンド要素に面白さを感じたことがほとんどないので無くなっても一向に構いません。「どうぞどうぞ」って感じです。
>コメントでどうもこの撮影日からのギリギリのオファーは東映(というか白倉さんとかだと思いますが)がよくやらかす悪癖だそうで呆れましたね。
私はそういうことを行うことよりもそういう環境を前提として対応できてないことが問題だと思っています。
通年ものを休みなく毎年続けているわけですから制作体制に余裕がなくなるのは当たり前のことだと思います。オファーが遅くなることも有るでしょう。
しかしそれなら「じゃあスケジュールの都合で断れそうなレジェンド客演などは考えないようにしよう」と今できることとできないことを区別していく姿勢が適切だと思います。それでもなおやるのであれば、入念に事前に役者さんと撮影のスケジュール確保を進めていくべきであって場当たり的にやるべきではないと思います。
レジェンドなど目玉要素があってもふさわしい場面を用意できなければ価値が出ないと思います。
個人的に今回の1番のツッコミどころは、鎧武は“みかん”じゃなくて“オレンジ”だということです。そもそも、みかんとオレンジはともにインドの野生ミカンを原種とし、そこから派生した別種です。 ソウゴが無知なのか、『ジオウ』のスタッフがみかんとオレンジの区別もつかないのかのどちらだと思いますか?
返信削除解釈はいろいろあると思いますが、私は特に問題視していません。
削除1)そもそも鎧武ではフルーツの細かい区分を意識していないのでその指摘に意味がない。(鎧武の武装は”だいだい”をモチーフとしているのにオレンジアームズを名乗っている)
2)ソウゴがみかんとオレンジの区別がつかなくても私は不思議に思わない。
3)鎧武アーマーはあくまで「アナザー鎧武のジオウ版」であると解釈すれば、オレンジではなく”みかん”という似て非なる存在にすることに意義があると考えられる。