『宇宙戦隊キュウレンジャー』 第39話「ペルセウス座の大冒険」:感想
【ストーリー】
■こんなのでいいんだ…
・次回予告の印象どおりのほぼギャグ回のうちにチャンプの暴走問題とアントン博士の問題が解決してしまいました。いろいろと「こんなのでいいんだ…」と思う内容でした。
・まず一つ目は暴走回路です。
「回路のせいで暴走する。回路を壊したからもう大丈夫」ってそんなことでいいんですね。正義の心やら仲間の絆で押さえ込むなんて精神論ではなく物理的なアプローチで解決したことが意外でした。これなら最初からラプターやツルギに相談して外科手術で取り除いてもらえばよかったんじゃないかなと思いました。そんな簡単に暴走回路を削除できるなら、逆に正義の心も簡単に削除できてしまいそうだと思いました。
・二つ目はアントン博士の真実です。
「実は二重人格でした(初耳)。正義のほうが邪魔なので意識を移植して分離しました(そんなことできるのも初耳)」と初耳尽くしでどんな反応を期待されているのか私にはわからず、唖然とするばかりでした。チャンプも納得していてまたわけがわからなくなりました。この話から何を感じるべきだったのでしょう?
・三つ目がマーダッコと悪アントン博士が生き延びたことです。
また登場するも何もあと10話くらいしかないはずなんですが… 生き延びてしまうと今回の話がすっきり終われないし、またこの二人のために話数が割かれるのかと思うとうんざりします。私はこれは無しだと思います。
・個人的に一番苦笑いしたのが魔法使いのラッキーでした。
決め台詞の「おっしゃラッキー!」が魔法扱いでギャグにされていました。しかしギャグとして扱われているほうが普段の「おっしゃラッキー!」よりもしっくり来ているように感じてしまい、納得感はありつつもこれでいいのかと複雑な気持ちになりました。
■これも販促?
・スティンガーの歌は違和感が多くて困惑しました。私にはスティンガーがそんなキャラだという印象がありません。
なぜ歌うことになったかというとスティンガーの役者さんが歌手だかららしいのですが、これも役者さんの宣伝なのでしょうかね?
戦隊のフォーマットに合致しないという点では女優に生身でアクションをやらせたがる坂本監督の病気よりもたちが悪いように感じます。
【アクション】
ユニコーンのほうはあまり印象に残りませんでした。販促的には問題なかったのかなと不思議に思いました。
・オウシブラックがロケットパンチをしたのは驚きました。そんな機能あったんですね。それともついさっき博士に改造されたのでしょうか?
次回はまたギャグ回のようです。
ギャグ回が3連発でまるで最強フォームが登場した直後の3クール目頃のような流れです。しかしキュウレンジャーはもう次で40話なんですけどいいんでしょうか… クリスマスに2話、正月に1話割くと、49話で終わりだった場合自由に使える話数がもう6話しかありません。
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