ゴーバスターズ 第8話「マシン設計図を守れ!」:感想

2012年4月16日
ブルー回としては面白かった。
年齢設定を上手く使って、夢の実現について語るとは面白い。ブルーをおっさん(笑)にもただの年長者にもしないで、あくまで若者として描いている。このままのペースで積み重ねていけば、それだけでもゴーバスのオリジナリティと言えるんじゃないかなぁ。
巨大戦も短かったけどわりと良かった。地面に潜る敵はあまり戦闘をさせずに、かつ最強合体の必要性を感じさせる両方の条件を満たす丁度いい設定だった。尺の短さと合体ノルマが前提にある中ではベストな選択だったと思う。

ゴーバスのブルー回としては良いんだけれど、戦隊ものとしては疑問に思う回だった。
夢とのギャップに悩む若者の話はわかるけど、子供には全くわかんないし、子供の頃からわかる必要もないよね。しかも設計図はあっさり取られちゃった。これじゃ子供にとっては悪者と同じ。ゴーバスターズのピンチのときに新ロボを持って再登場するだろうけど、悪者が作ったロボって間違いなく印象が悪い。前回の整備士と会わせたりして、何話もかけて成長を描くかもしれないけど戦隊ものでやるには無理があると思う。

アクションももったいない感じがした。
二刀流がかっこ良かったけど物語上も展開上の意味もなくて残念だった。前半の戦闘で特に意味はなく、必要だからやるってスタンスはわかってたけど、それなら二刀流の戦闘上の意味を与えてほしかった。一本刺しても止まらないから転送して追撃とか、実写映えする画にする方法がいろいろあったと思う。かっこいいだけにあれで終わらせられてしまったのが残念でならない。

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