『仮面ライダーマイス』 第4話「狼には裏がある」:感想

2026年9月27日

捜査パートのテンポは良かった

・不可思議を捜索する捜査パートはテンポが良くて真剣味も伝わってきて良かったです。
内容も比較的まともで「なんで壊れたのか原因はわからない! わからないからまずは実験していろいろ試してみる。対策はそれから考える」と非常にまとも科学的なアプローチでどこぞの名探偵さんよりよほどまともに推理していました。
前回はダジャレ以外にわざわざ説明する必要性がわからなかった資格持ちアピールもようやく意図が掴めました。
話を早くするための設定なら飲み込めます。
主人公とヒロイン、2人いる意義が出ている点は特に良いと思いました。
片方からもう片方に連絡する形にすることで途中過程を省略して、きっかけから結論まで過程を省略できていました。
この辺はベテランらしい手際の良さで安心して見ることができました。

バトルはう~ん

・怪人対策が想定通りに行って番狂わせも何も無かったので単調に感じました。
ここもテンポを上げた方が良かったんじゃないかと思います。

・ラストのトドメも、リドに手柄を譲って敵対関係を避けるつもりか?と思ったら楽に総取りしたかっただけで拍子抜けでした。
あっさり騙されるリドが間抜けなのは当然として、マイスの方も卑怯だとかやり方が間抜けだとかで株が下がる内容で誰も活躍してないように見えました。
個人的には「これ面白いの…?」と疑問に感じました。
やるにしても2人で倒す形にして「使命だの何だの言いつつも不可思議の撃破や人助けを優先する達臣に対し、目的はあくまでエグズ集めだから冷静にリドを出し抜くチャンスを伺い、不可思議を倒しつつもエグズを総取りする宙」
みたいに達臣の方にも華を持たせる形にしてほしかったです。
今回の達臣は挽回どころか結局良いところが何もありませんでした。

・宙がリドが来ると見抜いていたのは、達臣=リド、あるいは十二支関係者だと気づいているからでいいんですかね?
そうでないとお嬢様をリドの見えるところまで呼びつけたことが無警戒過ぎると思うのですが。


過去の事件

・今回明らかになったことは、
車の中に有ったベルトに手を伸ばした人物が2人いた。服装からするとお嬢様→宙の順と思われる。
後から現れたおやっさんが焚き付けて宙が変身して不可思議を倒した模様。
の2点でした。

・ベルトが同じ場所に置いてあったのはどういうことなんでしょうね?
常識的に考えると、場所が同じになるのは奇妙です。取ろうとしたなら場所はズレるのが普通ですからね。
お嬢様が取ろうとしたけど邪魔されて同じ場所にすぐに落としたか、それとも幻覚などトリックがあるのか。
ベルトを取ろうとする場面も、その後の子供宙がお嬢様の横でベルトを手にしている場面も、どちらもなんかノイズみたいなのが挟まってるんですよね。
宙が記憶改変されてるとかそういうことなんでしょうか?
ライダーと言えば「改造人間」ですが、今のところお嬢様の方が特異体質や特殊能力の持ち主なだけで主人公には何もそういう特徴が見られないので、
「実は本物の宙はあの時に両親たちと一緒に死んでいて、今の宙はベルトを手にしたお嬢様が再構成したアナザー宙」とかそんな話もありそうな感じでした。
お嬢様の人助け好きもおやっさんに吹き込まれた「正しく生きれば、ご両親も天国で喜ぶでしょう」に影響を受けていそうですし、きな臭い感じがしますね。

・不可思議に襲われた人が元に戻る?こともイレギュラーな事態だったようです。
今回見ていて、ゲストのお父さんは食べる目的でさらわれたのに1日経っても生きてるのかな?と疑問に思っていましたが、やっぱり食われたことは食われていたようでした。
十二支的にもそれは未知の出来事だったようでした。
それがお嬢様の力なんですかね? 宙をマイスに変身させたり戻したりしているように、不可思議に食べられた人も再構成して助けているのでしょうか。


顧問って何の話?

・ラストの達臣が不可思議研究会の顧問に立候補する話は普通に意味がよくわかりませんでした。
学校の顧問なら先生がなるものであって、学校の関係者じゃない達臣は顧問になるも何もないと思うのですがどういうことだったのでしょうか?
不可思議研究会は部活や同好会だと思っていたのですが、学校関係なくやってる個人の活動だったのでしょうか?
それだと今度は「プライベートでやってる活動の”顧問”って何?」という疑問が湧いてきます。
「研究顧問」とかそういう意味の顧問なのでしょうか。でもそれだと「顧問がいないといろいろ不自由でしょう」の意味がよくわかりません。
別に達臣は有能で今まで良いアドバイスをしてきたとかそういうこともありません。宙だけで間に合ってると思います。

・とか考えていたら、「部活動指導員」
なる制度があるらしいことを発見しました。こういう制度もあるんですね。知りませんでした。
達臣の言っていたのもこういうことなんでしょうかね?


仮面ライダーマイス・ウルフフレーム

・パッと見の見た目は「かっこよくないなぁ」と思いました。
怪人っぽい感じで主役っぽさを感じません。

・ただ、口枷の感じは面白いと思いました。
ただのマイスやタートルもそうでしたが、幾何学的なフレームでフォームの特徴を表している点はデザインコンセプトが感じられて良いと思っています。
フレームが変形して噛みつくところもコンセプトがはっきりしていて納得感がありました。アクションでも突き出たフレームを突き刺すように使っていて納得感がありました。
「かっこいいよね!」と言われたら言葉を濁さざるを得ませんが、「面白いデザインだよね」と言われたら同意できるデザインだと思っています。



次回は早くもお嬢様の卵切れの危機のようです。
しばらくはのんびり十二支ライダーとマイスのフォームチェンジの顔見せが続くのかなぁと覚悟していたので一度に2体も十二支ライダーが出る展開と合わせて好印象です。
今回もフォローされず結局どうもなっていない達臣の一件もあるので肩透かしになる可能性もありますが、今は素直に期待しておきます。





コメント

4 件のコメント :

  1. 感想お疲れ様です。

    捜査パートは面白かったですね。
    プレゼント選びからお嬢様がヒントを得て、宙が検証するという流れは素直にいいコンビだと思いました。前作はこのヒロインはいるのか?と思ってしまうことが多々ありましたが、このようにお互いがいないと成り立たない関係性(変身承認含めて)があるのはいいですね。
    また、ここまでの話でいろいろ資格を取っている話がされていたので、今回で音響の資格を取っているという要素が出ても特に「こいつなら取ってるか」となるのでいい前振りでしたね。

    戦闘面は最後のリドを出し抜き方はあまりよくなかったですね。
    何かやろうとしてるなと思ったら、それがただ単に横からライダーキックで横取りはちょっと安直すぎるなと思いました。
    猫を出し抜くネズミというのをやりたいのはわかるんですけどね…

    また、今回の話で一つ分かったのが、撃破の瞬間に敵の体内からエグズを取らなくてもちゃんと排出はされるんですね。
    ただ単に爆発で飛び散るから先に体内から取りだしてた感じなんですかね…

    最後の顧問パートはそもそも高校の部活は設立時に顧問がいないとだめだと思うので、どうやって学校側から設立許可が下りたんだよという疑問が残りました。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >前作はこのヒロインはいるのか?と思ってしまうことが多々ありましたが、このようにお互いがいないと成り立たない関係性(変身承認含めて)があるのはいいですね。

      出てくる必要性が感じられないし、好感度も低いキャラはきついですよね。
      ライダーのヒロインなんて販促やバトルに関わらない都合から空気になりがちなので、わざわざ出すからにはこれくらいやってくれた方がちょうどいいくらいだと思います。

      >猫を出し抜くネズミというのをやりたいのはわかるんですけどね…

      もっと良い方法はなかったのかなぁ、と思っちゃいますね。
      マイスを悪者にしたくないが、リドも嫌ってほしくないという欲張りな態度に見合った内容は出せてないと感じます。


      >ただ単に爆発で飛び散るから先に体内から取りだしてた感じなんですかね…

      そうなんじゃないかなと今は考えています。
      あとは「傷ついて使い物にならなくなったら集める意味がない」とか「お嬢様が食べるものなんだから最高の状態を保つべきだろ!」というこだわりとかですかね。


      >最後の顧問パートはそもそも高校の部活は設立時に顧問がいないとだめだと思うので、どうやって学校側から設立許可が下りたんだよという疑問が残りました。

      謎なんですよね。
      「研究会」としか名乗ってなくて、部員もお嬢様一人という話だったので部活どころか同好会ですらないのかもしれません。
      一人で名乗って勝手にやってるだけだと「顧問って何?」って話になっちゃいますし。
      具体的に考えるには何をどう受け止めればいいのかすらよくわかりません。

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  2. こんばんは。
    私も捜査パートの小気味良さが好印象でした。
    主人公とヒロインがそれぞれ持ち寄った情報を共有して推理を組み立てていく過程、
    ヒロインがゲストキャラと交流する中で得た知見が事件解決の糸口になる点など、説得力のある手堅い構成でよかったです。

    ウルフフレームのデザインは個人的には好きな部類です。
    オオカミといえば童話や寓話においてはおしなべて悪役なので、そこも踏まえて怪人っぽいビジュアルなのかなと。
    イヌ科動物のマズル、あるいはそれに嵌める口枷をあのような意匠に落とし込むのは見事だと思いました。
    ただ、盾を絡めた殺陣が印象的だったカメのフォームと比べると、アクション面のギミックでは見劣りする印象でした。
    「満月の光を浴びると活発化する」という設定も、今後活かされる機会に乏しそうです。

    過去の事件については、情報が小出しにされたことでむしろ謎が膨張した感じですね。
    不可思議という存在についてもまるで詳細がわからないままですし。
    まだ序盤とはいえ、この辺りの情報はあまり引っ張り過ぎずテンポよく開示していってほしいなと思っています。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >オオカミといえば童話や寓話においてはおしなべて悪役なので、そこも踏まえて怪人っぽいビジュアルなのかなと。

      ”羊”に対しての狼なのでコンセプトに悪役イメージを入れてあるのは確かでしょうね。


      >「満月の光を浴びると活発化する」という設定も、今後活かされる機会に乏しそうです。

      普段は80%で条件を満たしてようやく100%程度の力だとあまり期待が持てませんね。


      >まだ序盤とはいえ、この辺りの情報はあまり引っ張り過ぎずテンポよく開示していってほしいなと思っています。

      延々と引き伸ばすのはごめんですね。
      2人の過去の経緯や謎は1クールの終わりごろには一通り片付けて、十二支なり、おやっさんなりのこれから先の話に移ってほしいです。

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