『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第8話「魔弾の射手」:感想

2026年4月5日

比較的見やすい内容

・今回は比較的見やすいと感じました。
直情傾向で周りを無視して突っ走るレイジは私の当初のイメージに近いものでした。
今までは飄々としてる姿の方が多くて、「どの辺が”怒り”なの? どっちかというと”悲壮”の方が似合ってない?」と思うくらいでしたが、今回は怒りで動いている感じでわかりやすいキャラでした。

・レイジと刹那の絡みも普通にそこそこ良かったです。
こっちではレイジの軽さも良い方向で出せていたと思いますし、刹那も機械的で不器用さだが実直な心も感じる内容でこれも飲み込みやすかったです。

・構成面では巨大戦が無いことが大きかったと思います。
この構成に巨大戦を入れたら露骨に無理がある内容になっていたことは想像に難くありません。


面白いとは言ってない

・見やすくはあったんですけど、面白かったかというとそんなでもありませんでした。
肝心のメインの事件が面白くありませんでした。
刹那の狙撃を防げないことは情けなく感じましたし、お芝居するのはいいけど敵がのこのこやってくるのは今度は敵が情けなくて事件全体がしょぼく感じました。
この流れなら
 刹那を狙撃しようとしたところをレイジが狙撃手を倒して阻止。
 狙撃手「なぜ俺がお前を狙うとわかった?(心があると思ったから)」
みたいな流れでも心の話はできたと思います。

・こういう展開にしたのは「インフィニティvsブシドー」というバトルを設けたかったからなんでしょうけど、それも微妙だと思いました。
今までの怪人戦やモブ戦に比べれば良かったんですけど、こういうのはライダーで死ぬほど見てるんですよね…
戦隊メンバー同士のバトルもゴジュウジャーを出すまでもなく、そこまで珍しくありませんし。
内容自体もやはり武器が重いのかブシドーが動けてなくて、インフィニティが積極的に動いてリードしている感じが互角の戦いのはずの状況に合っていませんでした。
そもそもインフィニティvsブシドーだと武器は共通だし、固有能力とか無いので根本的に地味なんですよね…

・個人的にはそもそも話についていけないところが少なくなかったです。
刹那の世界で刹那みたいな戦闘用アンドロイドがどういう存在でどういう扱いを受けてるのか知らないんですよね。
本部長に関するやっかみはあっても、刹那に対して「殺人ロボットのくせに!」とか言う人は1人も見当たありませんし。
あの狙撃手さんも普通に社会に溶け込む余地があるのか、それとも排除される環境だから戦乱を望む蛮行に走ったのか。
あの世界のロボットに心のようなものがあることが普通なのか普通じゃないのか。
物語を受け止めるのに必要な土台ができてないのでどういう話だったのか判断のつけようがない部分を多く感じました。
この辺はマルチバースの悪いところがもろに出ちゃってると思いました。
レイジの世界と共通なら、ロボみたいな生命体であるパトランがいるから刹那みたいなロボがいても「あ、お前ロボットだったんだ。そういう宇宙人かと思ってた。どっちでもお前はお前だよ」くらいに軽く受け止められていても不思議はないと思える余地があったと思います。


次回はキキの事件…は飾りで今回のラストで出てきたエモルギア関連の話の方がメインっぽいように見えました。
脚本もシリーズ構成の冨岡さんで、次回予告にガトウ刑事も映っていました。
あのエモルギアがガトウさんがギャバンだった頃に使用していたエモルギアなんですかね?

怪盗は早速また登場するようです。
キキ宇宙はキキ以外はコトしかおらず、コトがキキの信者でありツッコミ役しかできなくて事件の導入や話が広げにくいから怪盗にやらせる方針なんでしょうかね?
キキ宇宙だけ本部長や司令のように事件を持ってきてくれる人がいないんですよね。
怪盗は1人だけ悪党寄りでエモルギアも持ってますし、悪くすると「デスギャバンがどこにいるかって? 知ってるぞ」、「デスギャバンの黒幕が誰かって? 知ってるぞ」と話を進めるのに都合よく使われかねません。





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