『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』 第36話「荒れるぜライバル!若さってなんだ!?」:感想

2025年10月26日

後編はダメでした…

・ギャグベースの前半は面白かったのですが、シリアスベースの後編はダメでした。
勝負がつまらん。やり取りがつまらん。掘り下げやカタルシスも無い、と論外にダメダメでした。
ババ抜き勝負って言って始めたのに後出しで
「あがったらお題が出されてお題をクリアしないとあがりどころか失格になる」ってそんなルール無しでしょう。
じゃあそのルールが明らかになってからの”あがらないようにする”逆転した心理戦が本番か…と気持ちを改めたのに、ダイジェストで速攻でメインキャラ以外は退場させられてまたがっかりしました。
結末も酷かったです。敗因は「ジジイには無理だと侮ったこと」と暴力って…
いや、じゃあ最初から殴り倒せば良かったじゃないですか…
大人しく封印されてたメンバーが馬鹿みたいです。
バトルになってもなぜかプロレスを始めてまた呆れました。
トランプノーワンならバトルにもトランプを使えよ。


キャラ周りもダメだった…

・禽次郎とライバル周りの話もどうにもなりませんでした。
ゲスト中心で知る由もない過去話が中心だったので説明待ちにしかならないし、説明されても実感の無い内容ばかりでした。
「どうやらゲストは禽次郎に愛憎渦巻く複雑な思い入れがあるらしい」
という前回でも感じられた抽象的な内容を繰り返しただけでした。
前回の野球勝負が引き分けになったことには「リュウレンジャーの方が勝ったのに、『今のお前を倒しても勝ったことにはならん!』と言い出して決着が延期になった」とか何か裏があるのかと思ってたら何もありませんでした。
前回のチャーハン勝負が禽次郎の妻の得意料理だったらしいことやトランプタワーや野球など昔の思い出にちなんだ内容ばかりだから「ゲストも昔は禽次郎の妻に惚れていた」とか何か出てくるのかと思ったらそっちも何もありませんでした。

・後編でも持ち出してきたはずの「若さ」も特に中身を感じませんでした。
「気持ちが若いから身体も若い!」みたいな話になるわけでもなく、普通に体力切れして禽次郎は卵を食べることになっていましたし、肝心要のはずの禽次郎の若さへの思いなどは特に語られずじまいでした。
勝手にゲストが諦めただけで終わってしまって何のカタルシスも感じられませんでした。
ゲスト中心に回すにしてもせめて
「俺が本当に欲しかったのは若さじゃない… 若い頃のみんなで楽しかった日々をもう一度味わいたかっただけなんだ!」
禽次郎「楽しむなら年老いてからだって遅くはないさ」
みたいにパリピ要素につなげるとかまとめやすい方法は有ったと思います。


リョウテガソード・ファイブカラー

・初期5体乗せ合体で最強形態かもしれないのですが、普通にいまいちでした。
乗っけただけ、くっつけただけの雑合体ですし、パーツとしてはリョウテガソード自体のボディや剣の方が大きいので追加したパーツの存在感が薄いと思いました。



次回は熊手のローブが無くなった!、という話のようです。
いつも投げ捨ててるローブがそんなに大事な物だったことから初耳です。
更にブーケの妹のリボンが新幹部として登場するそうです。これも初耳ですね。
必要性はもっとわかりません。幹部勢は全員余ってる状態だと思うんですけど、更に足してどうするんでしょう?






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