『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』 第36話「荒れるぜライバル!若さってなんだ!?」:感想
後編はダメでした…
・ギャグベースの前半は面白かったのですが、シリアスベースの後編はダメでした。
勝負がつまらん。やり取りがつまらん。掘り下げやカタルシスも無い、と論外にダメダメでした。
ババ抜き勝負って言って始めたのに後出しで
「あがったらお題が出されてお題をクリアしないとあがりどころか失格になる」ってそんなルール無しでしょう。
じゃあそのルールが明らかになってからの”あがらないようにする”逆転した心理戦が本番か…と気持ちを改めたのに、ダイジェストで速攻でメインキャラ以外は退場させられてまたがっかりしました。
結末も酷かったです。敗因は「ジジイには無理だと侮ったこと」と暴力って…
いや、じゃあ最初から殴り倒せば良かったじゃないですか…
大人しく封印されてたメンバーが馬鹿みたいです。
バトルになってもなぜかプロレスを始めてまた呆れました。
トランプノーワンならバトルにもトランプを使えよ。
キャラ周りもダメだった…
・禽次郎とライバル周りの話もどうにもなりませんでした。
ゲスト中心で知る由もない過去話が中心だったので説明待ちにしかならないし、説明されても実感の無い内容ばかりでした。
「どうやらゲストは禽次郎に愛憎渦巻く複雑な思い入れがあるらしい」
という前回でも感じられた抽象的な内容を繰り返しただけでした。
前回の野球勝負が引き分けになったことには「リュウレンジャーの方が勝ったのに、『今のお前を倒しても勝ったことにはならん!』と言い出して決着が延期になった」とか何か裏があるのかと思ってたら何もありませんでした。
前回のチャーハン勝負が禽次郎の妻の得意料理だったらしいことやトランプタワーや野球など昔の思い出にちなんだ内容ばかりだから「ゲストも昔は禽次郎の妻に惚れていた」とか何か出てくるのかと思ったらそっちも何もありませんでした。
・後編でも持ち出してきたはずの「若さ」も特に中身を感じませんでした。
「気持ちが若いから身体も若い!」みたいな話になるわけでもなく、普通に体力切れして禽次郎は卵を食べることになっていましたし、肝心要のはずの禽次郎の若さへの思いなどは特に語られずじまいでした。
勝手にゲストが諦めただけで終わってしまって何のカタルシスも感じられませんでした。
ゲスト中心に回すにしてもせめて
「俺が本当に欲しかったのは若さじゃない… 若い頃のみんなで楽しかった日々をもう一度味わいたかっただけなんだ!」
禽次郎「楽しむなら年老いてからだって遅くはないさ」
みたいにパリピ要素につなげるとかまとめやすい方法は有ったと思います。
リョウテガソード・ファイブカラー
・初期5体乗せ合体で最強形態かもしれないのですが、普通にいまいちでした。
乗っけただけ、くっつけただけの雑合体ですし、パーツとしてはリョウテガソード自体のボディや剣の方が大きいので追加したパーツの存在感が薄いと思いました。
次回は熊手のローブが無くなった!、という話のようです。
いつも投げ捨ててるローブがそんなに大事な物だったことから初耳です。
更にブーケの妹のリボンが新幹部として登場するそうです。これも初耳ですね。
必要性はもっとわかりません。幹部勢は全員余ってる状態だと思うんですけど、更に足してどうするんでしょう?
ブログ主が以前に書いていた『全部揃えられないから楽しくない』という弊害を考えているというのは
返信削除リョウテガソードファイブカラーの合体を放送に出していた時点で東映は考えていないか考えていたとしても影響力はそこまでではないと
私自身は主張します、(よく思い出せばブンブンでも似たようなことささやかながらやってました、ブンブンジャーロボシラベカスタムとかたくさん出してのキャノンとか)
ただ、コンパクト化思想は近いものは持っていると思います、
しかしながら、視聴者側の事を考えてではなく、
おもちゃの制作費を節約する為とか、デザインの自由度を確保する為とか、着ぐるみやCGの制約や運用の都合とか
下手すると制作側が好き勝手にやりたいとか楽しようとかそういう制作側の意図が大きいと考えます、
後、このデータも出しておきます、
放送2019決算期2020(リュウソウ) トイ60億
放送2020決算期2021(キラメイ) トイ45億
放送2021決算期2022(ゼンカイ) トイ44億
放送2022決算期2023(ドンブラ) トイ56億
放送2023決算期2024(キングオ) トイ54億
放送2024決算期2025(ブンブン) トイ54億
近年ではこういう売り上げになってます、もっとも、その前はもっと高かったでしたが、
これを見るに合体無しのキラメイは売り上げを限界まで落とし、
全合体のあるドンブラは元の基準までとはいかないまでも一気に回復させています、
ゴジュウジャーは脚本家から展開からドンブラを強く意識した作品に見える、
にもかかわらずロボの方針は独自路線を走っています、
売り上げの回復を狙うのであればドンブラトイ(もっと言えば5体合体かつ全合体有りで評判が高いドンオニタイジン)の路線を狙うのが筋だと考えます
>リョウテガソードファイブカラーの合体を放送に出していた時点で東映は考えていないか考えていたとしても影響力はそこまでではないと私自身は主張します
削除(よく思い出せばブンブンでも似たようなことささやかながらやってました、ブンブンジャーロボシラベカスタムとかたくさん出してのキャノンとか)
まず第一に例外を挙げるまでもなく、私は「基本方針」としか書いてないんですよ。
「5体合体を主軸に据えない=絶対出さない」ではありません。
全体の傾向において主軸に据えないだけで絶対やらないとは言っていないし、合体ロボが中心のキングオージャーのような例外も出てきます。
例に挙げられたシラベカスタムや全部のせキャノンはファイブカラーと同じでおまけ的に出しただけだと思います。
トッキュウジャーの乗り換えや仮面ライダーWやビルドの半分換装のように「こういうこともできますよ」というサンプルやバリエーションの提示であって基本的には乗り換えないで戦うことの方が多いし、ヒートメタルやラビットタンクのように基本的な組み合わせを多用するのと同じことです。
またそれ以前にあいうえおにぎりさんはちゃんと文章を読めていません。
「全部乗せ合体は避ける。最終ロボ単体 or 初期ロボ+最終ロボで完成するようにする」
と初期ロボ+最終ロボは基本方針のうちに含めてあります。そんな私にファイブカラーを本編に出したことに言及しても何の反論にもなりません。
意見を言うならちゃんと文章を読解してからにしてください。いったい誰に話しかけてるんですか? 私じゃない別の人に向かって言っているように見えます。
>全合体のあるドンブラは元の基準までとはいかないまでも一気に回復させています、
ドンブラザーズはドンオニタイジンとザングラソードが売れたという話は聞いても2号ロボ以降も売上がすごかったとは耳にしたことが無いのですが、2号以降もオニタイジン並に売れたんですか?
また全合体を主要因として挙げるなら全合体が中心のキングオージャーを例に挙げるべきであり、初期+119/チャンピオンしかないブンブンジャーは大きく下がっていないと辻褄が合わなくありませんか?
全合体を肯定しているわりにそこを無視するのはなぜですか?
>ゴジュウジャーは脚本家から展開からドンブラを強く意識した作品に見える、にもかかわらずロボの方針は独自路線を走っています、
これは「東映側はドンブラザーズを意識していたが、玩具を考えたバンダイ側は全然その気は無かった」という線でも説明がつく気がするんですが、そちらの主張の根拠は何でしょうか?