■予想通りに何も無い
・次回のスーパー化用アイテム(推定)の前フリ以外にはろくな内容がありませんでした。

・灰色の目の男はやっぱり出るだけで終わりでした。どうも、昔に陸王を庇って怪我をして何かを失った過去があるようで陸王は負い目を感じているようでした。どれも初耳なので引き続き「そうなんだ」としか反応しようがありません。

・今まで引っ張ってきた陸王の目も「レイさんを真似してコンタクトを着けていただけでした」と種明かしされました。
この世界にカラーコンタクトがあったんですね。陸王がアイドル時代の初期には目の色が灰色だったと聞いたときに「アイドルなんだからカラーコンタクトしてただけじゃないの?」と私が書きましたが、そのままでした。
なるほど。この世界に無いのはカラーコンタクトではなく、まともな論理的思考力や推理力のようです。角乃が探偵を名乗れるくらいだから納得ですね。

・タイトルでもじられていたゴーバスターズは超空気でした。
スタッフは「雉野の人ですよ!すごいでしょ!」とご満悦のようです。
そうでしょうね。ゴジュウジャーのスタッフはレジェンドヒーローを出すことよりも役者さんの方に価値を感じるんですよね。これもゴジュウジャーなら納得です。
商売をする上では自分が楽しいかよりも、お客さんを満足させることの方が重要なんですけどね…

・ファイヤキャンドルは相変わらずよくわからない理由で強さを求めていました。
挙句の果てに「お前が俺を強くしてくれるのか?」とか言ってました。もうキャラとして死んでます。

■スタッフはゴジュウジャーを見たことがないのかな?
・節約No1バトルの話は私にとっては耳を疑うような台詞ばかりが出てきました。
「お前は節約家じゃない。ケチだ」って正気ですか?
吠が節約してるのは趣味じゃなくて、「突然人間世界に戻ってきて、実家にも帰れず、学歴も家もなくお金も何も無いから」という必要性に駆られてのことですよね? スタッフは事情があって貧困にあえいでいる親や子どもに「趣味で節約してるから苦じゃありませんよね?」とか「節約生活が辛い? それはあなたに夢がないのが悪いんでしょう」としか声をかけられない倫理観の持ち主のようです。すごいですね。
きっとスタッフの頭の中では「ヒーローは人助けが大好きだからヒーローやってるんだな! 好きでやってるんだから無償で一人でやらせてあげればいいね!」と思っているのでしょうね。その割にはゴジュウジャーには人助けが好きな人間が特に見当たりませんけど…
見ていて「なんでノーワンが節約の定義を決めて、みんなそれで納得してるんだよ…」と首を傾げましたがある意味納得できました。こんなスタッフが作った作品ならその方が自然ですね。

・趣味のケチの話を出したいなら金持ちキャラの熊手にやらせれば済む話なのに半端に出し惜しみ、それでいて熊手は「ゴジュウジャーメンバーその6」扱いで雑に登場させてるのが実にダメだと思いました。

・吠の立ち直りも不可解でした。
「俺は節約することで達成感を感じ、それを糧に生きてきたんだ!」って、え?1話の頃の吠って満ち足りてたんですか???
「俺にやりたいことなんてねぇよ…」みたいにやさぐれてたのって誰でしたっけ? なんでテガソードに「俺は節約なら誰にも負けねぇ! 節約No1になりたい!」って言わなかったんでしょう??

・ファイヤキャンドルのパワーアップも謎でした。
前々回で「シンケンレッドは”火”だから俺と相性が良い!」とか言ってたはずなのに、今回スーパー化して使ってるのは”水”でした。相性とはいったい…

・角乃も変でした。バイトする程度にはその場しのぎの生活を送っているはずなんですけど…
吠の設定を忘れるくらいだから1話しか出てないバイト設定を忘れても無理はありませんね。

■プロデューサー様のありがたい思想
・東映公式ブログに今回の社会的意義やメッセージ性が説明されていました。
ずっとやりたいと思っていた節約回、いかがだったでしょうか!

タイパ、コスパ、スぺパ、ウェルパ……

昨今、流行りの「〇〇パ」という言葉。
次に出てくる「パ」はなんでしょう。キンパ?

個人的には、病的なまでに広がるこの通念たちに
吠が謳った「節約精神」で楔を打ち込んだつもりだったり。

吠が大事にしているのは「過程」であり「結果」は二の次。
過程を楽しむから、節約は自分の中に実を結ぶ。
理屈は「負け犬ナンバーワン」と同じというわけです。

本当に幾ら安くなったのか、その「結果」は重要じゃない。
豆苗を育てるのに手間がかかったって、結局大した節約にならなくたって
その「過程/道筋」が自分にくれるものが、なにより大事なのだと。

キンパだって、わざわざ海苔で巻くから美味しいんです。
その「ひと手間」を惜しまない人間でありたいものですね。

だそうです。みなさんはわかりましたね?

私にはさっぱりわかりません。私からするとプロデューサーが馬鹿に見えるってことだけはわかりました。
なるほど、本当に他者の事情を慮る思慮や思いやりといった物は一切無いようです。「俺がこう思ったからそうに決まっている」という視野が狭く、他人に押し付けて当然という考え方は実にゴジュウジャーっぽさを感じました。

・吠もエアプっぷりが如実に表れているので迷う余地がありませんね。
いや~、なんで「結果ではなく過程を大事にする」人物が「俺はどうせ負け犬…」とかやさぐれてるんでしょうね?
過程を大事にする人物なら
「俺の人生はまだ終わってねぇ! 勝手に決めつけてんじゃねぇ!」と、状況に関わらず全然前向きになるか、
「俺の人生は失敗した。もう立ち直る見込みなんて無い。死のう」と、絶望するかのどちらかな気がするんですけどね。

・まして「No1バトル」なんて称号にはこだわるはずが無いと思うんですけどね。
ひょっとして”称号”というものが偉業を成し遂げた人物に”結果”として後から与えられるものだということを知らないのでしょうか?
「あなたはがんばってますね。この調子なら成果を出せそうです。よって称号をあげましょう」なんてことはまず無いはずなんですが。


次回はファイヤキャンドルが手にしたアイテムをどうにかしようとみんなで奮闘するそうです。陸王もなんか裏切りました。灰色の目の男は出てきそうもありません。
ますますもって「今何の話をしてるんだっけ?」という感じが強まりました。こんな状況じゃスーパー化しても「今それどころじゃないから」とか「っで? それで何の意味があるの? 特に役に立たない? 何しに来たんだよ…」みたいな気持ちになりかねません。