『仮面ライダーリバイス』 第49話「戦いの果て…残ったのは悪魔だけ」:感想

2022年8月21日
■最後までいつもどおり
・相変わらず話についていけませんでした。
「最後の家族であるバイスがいなくなれば一輝の家族はいなくなりバイスとの契約は消滅する! 契約が消滅するということは契約を満了するということであり、契約が満了すれば一輝の記憶も戻ってくるかもしれない!」って普通に意味がわかりません。循環論法になってように見えます。
まず「契約の消滅」と「契約の満了」は全然違うものだと思います。結果的に同じことになることはありますが、バイスの場合はならないでしょう。そもそも消滅すればいいだけなら「じゃあバイスを殺せば契約は消滅するからバイスを殺せばいい」って話で済むでしょう。これでは最後の家族云々の話が余分です。
「契約が満了すれば記憶が戻る」という部分は仮定の話ですし飲み込むにしても、それはそれで矛盾が起きると思います。「最後の家族であるバイス」が重要なら、「バイスが死ぬ→家族である五十嵐家の記憶が戻る→家族であるバイスの記憶も戻る→記憶が戻ったのでバイスが復活する→契約も復活して契約の作用で記憶が消える」と契約が元に戻ることもありえると思います。
そもそもバイスを家族扱いするのが一輝の気分の問題であるなら一輝がバイスを本気で敵視した時点で家族扱いではなくなり倒すまでもなく全て解決するはずです。
「元の悪魔に戻るってバイスと一輝は一心同体じゃなかったのかよ?」など悪魔や契約の定義が意味わからんとかいう以前に説明されたことすら意味がわかりませんでした。

■普通に退屈
・ギャグ地味たアヒルギファードレックスの演出や早々にネタバラシする死んだはずの五十嵐家などサスペンスとしても成立していなくて退屈でした。
これを次回まで引っ張るとかあり得ないです。次回まで続けるならもっと中身を盛らないとダメです。
バイスの決断に重みをつけるために、今回は一輝とバイスの二人生活や五十嵐家の生活を描くことに徹して「こういう生活も良いんじゃないか?」と視聴者共々思わせた上でバイスが「やっぱりこれじゃ良くない」と決断するなりやれるドラマはあったと思います。


今回で実質最終回かと思っていましたが次回までバイスの話が続いたので次回作へのブリッジ回はやらないみたいです。
中身がスカスカでずっとやることがまるでないリバイスでブリッジ回が無いとは意外でした。



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