『角醒ハンター オメガホーン』 第15話「立ち上がれ!赤き英雄!」:感想

2026年11月8日

意外と盛り上がったエモンズ戦

・出てきたときには「うわぁ、エモンズだぁ…」とギャバンインフィニティ本編の惨状を思い出して気が滅入りましたが、本編よりずっと見応えのある内容でした。
インフィニティがブースターで飛び回ったり見たことない戦い方でしたが、巨大なエモンズ相手に勇敢に立ち向かい、むしろ翻弄して剣一本でぶった切る姿はかっこよかったです。
戦隊とは違うヒーロー像も示せますし、インフィニティ本編でもやればよかったのにと思いました。

・最初に思ったことが「あれ?コスモギャバリオンロボを使わないの?」だったのでまぁ販促的にはダメだったんでしょうね。
どうせ予算ないから続きませんし、結局はギャバンインフィニティ本編のようにしょぼい格闘戦になることは避けられなかったのでしょう。
それでも販促ノルマが減る終盤の一度くらいはこういうのをやっておけば印象は変わっただろうにと思いますが。


意外と裏も深みもなかった

・レイジがオメガホーン世界に来た経緯が解説されました。
マクー空間に入ったら気付いたら未来にいて街で暴れてるハンターをボコったらイバルにスカウトされ、イバルの側にいた絶炎角に何かを感じたから見張ることにしました、以上。
ギャバンインフィニティ本編のラストだと「なぜか宇宙空間に残された変身アイテム、レイジに何があったのか?! なぜ大佐たちに黙って消えたのか?!」みたいなノリでしたけど、別に意図的に置いてったわけじゃなく、マクー空間に引きずり込まれたときに置き去りになっただけだったみたいですね。
スピンオフの方を見れば経緯が具体的に描かれているんでしょうけど、オメガホーン本編を見終わるまでは見ないつもりなので今のところ「引っ張った割にしょぼかったな」という印象です。

・「絶炎角を見張っていた。だからイバル連合の横暴などにも対処できなかった」みたいに語られていましたけど、個人的には今ひとつ納得がいきませんでした。
見張ってるから動けないは実際絶炎角が一番危険だったので良いんですけど、絶炎角がレイジを警戒するほどの脅威とは思えませんでした。
中盤までのレイジはゲキドーも変身アイテムもコスモギャバリオンも持ってないから戦力としてはそれほど脅威じゃないと思うんですよね。
炎角がいるシャウトや単純に強いイバルの方が警戒の必要性は高い気がします。
それだけ闇マクールを恐れていたということなんでしょうか?


シャウトの方もピンと来なかった

・今回ので覚醒扱いになっていて普通に戸惑いました。
え?あれってそんな一大スペクタクルだったんですか?
なんか流れ的には「アークギャバリオンに包囲され、あんなのに勝てるわけない…と誰もが絶望する中、諦めずにみんなを守るために立ち上がり声を上げ続けるヒーロー」みたいな雰囲気でしたけど、私はそんな気分にはなれてなかったのでノリに全然ついていけてませんでした。
確かに出てきたときは「え? 多っ! 1体じゃないの?」と思いましたけど、
「まぁ炎角なら同じくらい大きいしある程度やれるんちゃう? 数多すぎるからきつそうだけど。とりあえずやってみよ」くらいの気持ちだったのでびっくりしました。

・個人的には奮闘をもっと描いてほしかったです。
コスモギャバリオンは変形する間もなくあっという間に撃ち落とされ、炎角も砲撃してるのに1体も倒せてる様子がなく、ボコボコにされっぱなしでした。
負けバトルなら負けバトルで奮戦する様子を描いた方が絶望感も諦めないヒーローの姿勢も描けて盛り上がると思います。

・石板が突然生えてきたことにもびっくりしました。
そういうファンタジー的な入手経路有りだったんですね。
基本的に発掘とか開発とかそういうのだけでやってきたから助けた人が持ってたとかそういう都合の良さは有っても突然生えてくるってことはないかと思ってました。
これだとシャウトはもしも炎角に出会えなかったら、世界中をいくら探しても石板の最後の1ピースは絶対揃わなかったんですね…


スーパー炎角

・正しい名称は「超覚醒炎角(と書いて、”オメガ炎角”と読む)」みたいです。
第一印象は炎角が立った!でした。
シルエットが変わるのは変化がわかりやすいですね。
個人的には悪役感を感じる外見でした。今までのつぶらなまん丸瞳に比べて角のカバーで目つきが悪く見えるせいでしょうか。
個人的には可愛いのも好きなんですが、男の子なら悪そうな方が好きなんでしょうかね。

・アクションは今回はあまり面白くありませんでした。
ミサイル発射や爪から斬撃で薙ぎ払うなどいつもの動けないロボのパターンで面白みを感じませんでした。

・良かったのはベアハッグ握りつぶしくらいですかね。
定番ですけど野性味のある炎角には合っていると思いました。
ミサイルとかも「ベアハッグで1体を握りつぶす→そのまま潰したロボの残骸を盾にして突進して2体目に格闘戦→味方もろとも攻撃しようとする敵に対し目の前の敵を握りつぶしながらミサイルを発射して遠くの敵も撃破」とか
「爪でロボを一突きで貫き、貫通した爪から斬撃が飛んで後ろにいた敵も続けて撃破」
みたいにすれば、「炎角の生身パワー+機械」という感じが強まって、生物と機械の合体や有機物と無機物の違いなどビジュアル面や設定面での差異を活かせて面白くできたんじゃないかと思ってしまいました。

・必殺技の鉄球は意外性はありました。
換装パーツだと鉄球はたまにありましたけど、合体ロボのメイン必殺技扱いは初めて見た気がします。
ワイルドな炎角には合っているので有りかもしれません。


アルの闇堕ちフラグ?

・絶炎角が「やっぱりパートナーが必要かなぁ」みたいな雰囲気を出していました。
今のところ特に候補が見当たらないのですが、アルなんですかね? なんか急に陰を感じさせ始めました。

・個人的には今のところピンと来ていません。
角獣博士も良いと思うんですけどね。
まだ結果を出せていない云々で言うならエイルも同じですし、焦りや不安を感じるには早いと思います。
「角獣博士になるとか言ったのも『自分じゃエイルやシャウトには勝てそうにないからハンターは諦める』という逃避でしかなかった」みたいな流れなら辻褄は合いますけど、これまでのアルが台無しになるので面白いとは思いません。


次回はレイジとシャウトが手合わせをするみたいです。
展開自体は次回では進みそうもありませんね。
シャウトの心情の補完やレイジの今後などドラマ面での充実があると良いですね。





コメント

6 件のコメント :

  1. 機炎角が炎角と合体する事は分かってた展開ですが、共鳴的な要素が唐突にお出しされたのが逆に疑問符を生じさせました。
    そういうことなら14話の戦闘中にそれを匂わせる演出は入れておいてくれないと、展開としては雑さを感じてしまいました。

    あと今後に機炎角の開発経緯のようなバックボーンは明かされるのかも気になります。
    エンタメとして「そういう(合体する)もの」という理由で一応最低限の体裁は取り繕えるものの、やはり「なぜ敵として登場したのに炎角と合体できたのか?」「炎角と合体させるために作られたのか?」「もしくは絶炎角と合体させるために作ったが炎角にも適性があってああいう展開になったのか?」「それともまた別の理由があるのか?」という部分は補完してくれた方が物語に厚みが出るので、単なる現実の玩具販促の都合のポン出し兵器ではなく、物語の一部として世界観に溶け込んでいてほしいと思っています。

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    1. >そういうことなら14話の戦闘中にそれを匂わせる演出は入れておいてくれないと、展開としては雑さを感じてしまいました。

      一応、「炎角と似てる」とか「炎角自身が自分との共通性を感じてる」ことが前フリだったんだと思います。
      といっても、私は言われてもなお「似てる?、かなぁ? 四足獣ベースならこんな感じのデザインは珍しくないような…」と思っていたので説明された以上の納得感は感じませんでしたが。


      >あと今後に機炎角の開発経緯のようなバックボーンは明かされるのかも気になります。

      説明は有ると思います。
      炎角が神様と呼んでる創造主が機炎角も作ったとかそんな程度だとは思いますけど。
      個人的にはギャバンインフィニティでの高次元の意思やギャバンシステムの説明のように理解はできるけど納得感のあるものではないだろうと覚悟しています。

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  2. 感想、お疲れ様です。
    中盤の山場としては、大きな盛り上がりを見せれていたと思います。

    エモンズやデスギャバンの銃の色違い、扱い方が前作よりも魅力的で、
    どうしてこうしなかったのか?と思ったりしました。
    低予算感も節々に感じられて、一体ぶっ壊したら、後はポンポンと消えていく
    感じは呆気なかったですが、今度角獣とタッグを組んで暴れたりすると、
    また面白いなと、演出の幅が広がったように思いました。

    >アルの闇堕ちフラグ?

    マイスのタツオミといい、曇らせて来ますね。
    周囲から、取り残されているような感じが見て取れました。

    次回の、ギャバンとシャウトの戦いも手合わせの延長みたいで、面白そうです。
    イバルも、レイジの正体を好意的に受け止めているようで、
    そこも敵ではなくライバルなんだなと、思いました。
    戦闘描写を見てニッコリ笑うも、戦闘が終わるとコイツが新しい敵なんだな、
    と構えているような表情が見えて、良かったです。

    話は、脱線するのですが、「仮面ライダーカブト」の20周年作品、
    評価が荒れているそうです。
    owlさんは、見る予定がないと思うで、ネット情報を元にぶっちゃけますが、
    何となく予想していましたが、カブト(水嶋ヒロ)は登場せず、
    スーツの劣化からなのか、幼体成体ともにワームが出て来ず、
    マスクドフォーム並びにキャストオフも、出てこないそうです。
    今作を最後に、しばらくVシネマは作らない、という発表もあったそうですが、
    俺達のカブトは、終わってしまったのだな、と悲しい気持ちです。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      >エモンズやデスギャバンの銃の色違い、扱い方が前作よりも魅力的で、
      どうしてこうしなかったのか?と思ったりしました。

      コスプレ怪人もそうですけど、前作で不可能なことではなかったと思うので本当に不思議でしたね。


      >周囲から、取り残されているような感じが見て取れました。


      上を見たがる気持ちはわかりますけど、シャウトやレイジに比べれば劣るでしょうけど、エイルやギリコならそれほど大きく変わらないので共感はできませんね。
      それも含めて人の愚かさと言えばそれはそうですけど。


      >イバルも、レイジの正体を好意的に受け止めているようで、そこも敵ではなくライバルなんだなと、思いました。

      早ければ次回から「あの姿で俺と戦え!」と言っている姿が想像できますね。


      >俺達のカブトは、終わってしまったのだな、と悲しい気持ちです。

      私は見ていませんが、だいぶ妥協に溢れた内容みたいですね。
      ストーリーや作品としては天道が出れないならもうその時点で話にならないだろうなとは企画発表時点から想像はついていました。
      天道がいないカブトとかライダーが出てこないライダーみたいなものですからね。
      マスクドフォームとキャストオフが無いというのは信じ難い話です。それもカブトの特徴なんだからダメでしょう…
      そんな有り様じゃ始まるから前から無理だろと言わざるを得ません。
      まぁ今の東映ならそんなもんだろうなと驚きはありませんが。

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    2. >天道がいないカブトとかライダーが出てこないライダーみたいなものですからね。

      如何にも天道が出てきそうな、匂わせ演出には批判があったみたいです。
      「仮面ライダーガタック」として、ガタックを主役にすれば、
      まだマシだったと思いますが、それでは人が集まらないからなのかと。

      >マスクドフォームとキャストオフが無いというのは信じ難い話です。
      それもカブトの特徴なんだからダメでしょう…

      主役のカブトですら、客演時は最初からライダーフォームということが多いですから、サブライダー達なら尚更出番が…ということでしょうね。
      ジオウでも、必死にやっていたのだと思います。
      低予算の限界を感じます。

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    3. >「仮面ライダーガタック」として、ガタックを主役にすれば、
      まだマシだったと思いますが、それでは人が集まらないからなのかと。

      そうなんでしょうね。
      個人的には「だったら20周年作品自体やるなよ」って思っちゃいますけど。


      >低予算の限界を感じます。

      事情はあるんでしょうけど、客演と主演では受け止め方が違うのは当然だと思います。
      客演なら「まぁ客演だから細かいところは仕方ないね」と受け入れられても、タイトルを冠した主演なのにありませんでは批判されるのは当たり前だと思います。
      ファン向きに作っておいてファンの期待を裏切るのは大問題だと思います。

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