『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』 第26話「秘密に密着!遠野吠は新入社員」:感想

2025年8月17日

■総集編

・本当に回想が9割で普通の総集編以上に見どころがありませんでした。
総集編というだけでも退屈なのに振り返るほどの内容が無くて空虚過ぎます。
ちゃんとした構成にすれば、それぞれの戦う理由を改めて描いたり、変化をわかりやすく説明したりすることもできるし、吠の仕事っぷりなどの描写して吠のお話にしたり、実際の撮影やスタジオを映したり、総集編にかこつけてやれることもあったと思いますが、実際にはただの総集編でしかありませんでした。
これで喜ぶのは関智一さんの出番が多くて嬉しい人くらいだと思います。
バトルもなぜか直前までいたファイヤキャンドルやブーケが消えてて雑以下の構成だったのでアクションも何も見どころがありませんでした。
さすがゴジュウジャーです。普通の展開をつまらなくできるんだからつまらない展開はもっとつまらなくできる。至極明快ですね。

■『仮面ライダーゴースト』って知ってます?

谷本監督が演出の中で「関さんがすべてを演じられてしまうのが面白いのでは?」ということで、東映プロデューサーの関本カズさんが番組内でナレーションまでやれてしまうキャラクターが実現することとなりました。
撮影中は笑いをこらえる場面も多く、コメディ要素満載の“ゴジュウジャーらしい”作品になったと感じています。

過去の実情を把握知っていたらこんな惨状にはなっていないでしょうから答えは聞くまでもありませんね。


次回はブーケが記憶を失って熊手に拾われるようです。
陸王じゃなくて熊手なのか…?、と思いましたが、次回の脚本はゴジュウジャーには初登板の長谷川圭一さんだそうです。ライダーではよく見かけますが戦隊はこれが初めてですね。
引き続き、単発回で全体の構成にはどうでもいい内容になりそうです。だからこそ好きに作れて、いつものゴジュウジャーよりマシな可能性も充分有ります。
ただ、長谷川さんにヒロインの扱いが上手い印象も、明るい作風が得意な印象も無いのでそこは不安材料です。さてさて、どうなるでしょうか?






コメント

6 件のコメント :

  1. 次回脚本長谷川さん、グリッドマンのようなリアル寄りな作風の方が合う印象だったので、ゴジュウジャーとは絶望的に相性が悪い気がするのが不安でしかないです。
    今回に関しては特に言うことはありませんが、そもそもお遊び回をする程の積み上げが出来てないですし、関さんを使った只の内輪ノリだったなぁと。

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    1. 私は長谷川圭一さんというと「露悪的」という印象が強いので、ゴジュウジャーも戦隊も相性が悪いんじゃないかと思っています。
      他の作品にローテ登板したときも作風に合わせられる器用な印象がないので不安を感じています。そうじゃない面を見せてくれると良いのですが。

      >そもそもお遊び回をする程の積み上げが出来てないですし、関さんを使った只の内輪ノリだったなぁと。

      普通なら基本がお気楽な戦隊のノリなら馴染ませるのは難しくないはずなんですけどねぇ…
      個人的には関智一さんネタにしてもなぜGガンダム?という点が疑問に感じました。
      ゴーカイジャーのナレーションやリュウソウジャーの玩具に、アカレンジャーの吹き替えなど戦隊ネタでいろいろ有るのになぜGガンなのやら。

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    2. Gガンダムは30周年記念で直近に色々と動きがあったからじゃないですか? もちろん実際の所は知りません。
      「戦隊ネタで他にいくらでもあるじゃないか」というのは分かりますが、Gガンネタより知名度あるかと言ったら微妙な所でしょうし。もし制作陣がやりたいからやっただけのネタなら、過去の戦隊ネタよりGガンネタの方がよほど意欲はありそうだと個人的には思います。
      もし、一応過去の戦隊を軸の一つに据えている作品にこんな感想を抱く方が間違っている、と言われるならばその通りなので反論はないです。

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    3. >Gガンダムは30周年記念で直近に色々と動きがあったからじゃないですか?

      それでGガンダムとゴジュウジャー及び戦隊シリーズに何の関係があるんでしょうか?
      レジェンドの販促などやるべきことを放置しておいて、関係ないことに力を入れていたならそれ自体が論外な行動だと私は思います。

      知名度云々に至っては何の言い訳にもならないと思います。戦隊に無いとすれば知名度ではなく「評判」の方です。
      そんな言い訳を言い出すなら「じゃあ戦隊自体の評判を上げるためにがんばれよ。ネタなんてやってる場合じゃないだろ」で終わるお話でしょう。
      いったいどこにGガンネタをやる正当性が担保されているんですか?

      >もし制作陣がやりたいからやっただけのネタなら、過去の戦隊ネタよりGガンネタの方がよほど意欲はありそうだと個人的には思います。

      その可能性はあり得ると思います。
      ただし、それに対する私の回答は「そんな制作は糞だと思う」です。Gガンネタとか以前に話になりません。

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  2. こんにちは。
    総集編にしても作りが雑すぎてビックリしました。流石ゴジュウジャー!という感じです。

    そもそも、レギュラーメンバーの中に密着取材OKしそうなのは「テガソード様の素晴らしさを広めたい!」な人と陸王だけだと思うんですが、そういうキャラクターの行動原理とか全部無視するのが本当にゴジュウジャーっぽかったです。

    禽次郎は家族にバレるし、角乃は自称探偵の活動に支障が出るだろうし、願いが叶うなんて知ったらヤバい一般人に狙われそうだし良いことひとつもないと思うんですが。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      同感です。禽次郎はまず出るメリットが無いと思います。
      普通のテレビ番組のゲストの1人とかなら「芸能界! つまりパーティピーポー!」みたいなノリで出るかもしれませんけど、ゴジュウジャーとして呼ばれたドキュメンタリーでは興味が湧かないと思います。

      角乃も同様にドキュメンタリーではセレブ狙いもできないので出るメリットが薄いと思います。
      それこそ竜儀のテガソード信仰アピールみたいに「妹の行方と灰色の目の男の情報をお持ちの方は角乃探偵事務所までご連絡お願いします!」と叫びだしてプロデューサーに止められるくらい有った方が自然だったと思います。

      不自然さで言えば、ファイヤキャンドルたちへのインタビューも不自然だったと思います。
      登場頻度が少ないファイヤキャンドルとブーケはともかく、普段から街で暴れてるアーイーは見れば敵だとわかるはずです。無関心ならともかくゴジュウジャーのインタビューに自分の命運をかけてるプロデューサーが雑魚怪人のことすら知らないなんておかしいでしょう。

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