『爆上戦隊ブンブンジャー』 第42話「聖なる夜の届け物」:感想

2024年12月22日
■ミュージカルしかなかった
・イターシャの謎のミュージカルがメインでそれ以外の内容は特にありませんでした。
「イターシャの夢はミュージカル俳優だった」とかそんな話もありませんし、怪人が何でもミュージカルにしちゃうミュージカルグルマーだったというわけでもなく、本当に突然なぜかイターシャがミュージカル風に歌い始めただけだったのでまるでついていけませんでした。
前後の話ともつながっていないので本当に「何だったんだろう…」と首を傾げることしかできませんでした。

・話全体は暗いし、サンシーターの話ばかりだし、クリスマス感も特にありませんでした。
その気があれば「サンシーターたちが悪になったのは恵まれない報われない環境だったから、でもサンタクロースはそんな3人にも平等にプレゼントをあげる。初めて受け取った善意に心を洗われて改心を誓う3人」なんて形で善悪を描いたり、サンシーターを足抜けさせることもできたと思います。
販促どころかブンブンジャーのメンバーすら目立っていないのでクリスマス回という基準でも悪かったと思います。

■解釈違い
・キャラクター性が重要な話を初登板でやるのは無理があると思います。
イターシャとデコトラーデたちの距離感に特に違和感がありました。イターシャが真剣に嘆いているのに「ふ~ん、そうなんだ」くらいの距離感で接してるのは違うと思います。
ヤルカーのエリート学校の話もありましたし、3人の仲は固いはずです。「俺にはよくわかんないけど協力するぜ!」くらいの意気込みになるのが自然だと思います。

・サンタ相手の「もちろん! 俺達は”届け家”だ!」もエアプ感が強かったです。
運び屋なのは大也だけで他のメンバーは違うし、大也も仲間を同類扱いしないんですよね…


正月明けの次回はゴーカイジャーのロボの販促が有るようです。
予告の感じだとゴーオンジャーのロボの方が出たヤルカー回みたいに、基本的にメインを進めて戦闘の途中で急にゴーカイジャーが割り込んでくる程度の扱いになりそうな感じがしました。

メインストーリーの方は射士郎が裏切ると思えないので茶番感が強いです。
射士郎のスパイとしての所属が日本なのかどこなのかいまだにさっぱりわかりませんが、「国としてはISAみたいにスピンドーに取り入る方が安全」と言えるほど良い関係には見えませんしね。玄蕃の故郷やBBG乗っ取りなど劣悪な支配が既に見えている以上は降伏はリスクが高いと思います。








コメント

2 件のコメント :

  1. サンシーターって特にブンブンジャーと接点が無いので生存させるとなると今回絵本もらった事で一点突破するんですかね…
    失敗は多いしあんま凶悪な事してないので和解は容易でしょうがそんな部下を雇い続けるスピンドー達も大した事無い奴に見えてくるのは良いんでしょうか

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    1. >サンシーターって特にブンブンジャーと接点が無いので生存させるとなると今回絵本もらった事で一点突破するんですかね…

      現状だとあとは他の星に逃げるくらいだと思います。ブンブンジャーは追いかけては来ないでしょうから逃げた先で生きられれば助かるでしょう。

      >失敗は多いしあんま凶悪な事してないので和解は容易でしょうがそんな部下を雇い続けるスピンドー達も大した事無い奴に見えてくるのは良いんでしょうか

      ボス自ら出向くくらいなら他にも部下も連れてきたほうが早いですよね。
      整合性を取るなら「サンシーターにやらせてるのはブンブンジャーの気を引いておくためのどうでもいい作業で本命の作戦は別に進めてある。死ぬかもしれない陽動なんて使い捨ての駒にやらせておけばいい」といった辺りですかね。
      これだとまんまと作戦にはまっているブンブンジャーの株が下がるのですが、元からアジト探しとかには熱心じゃないんですよね…

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