■相変わらず他人事
・ジェラミー母の時点で思いましたがグローディのゾンビは本能で動くだけで知性が無いという設定はすっかり消えたみたいですね。今回は前国王を生き返らせた意味すら不明でした。支配なら自分ですればいいのに、グローディは何がしたかったんでしょう?

・ドラマのほうも今回もグダグダでした。
基本的に過去の間に当人同士の間で終わってる話なので外の人間は事情すらよくわからずひたすら説明待ちでした。それでいてほぼほぼ台詞で説明されてるので行間を読む余地などもありません。何が面白いのか私にはわかりませんでした。

・そもそも死人なのでイロキを切るか切らないかがどっちでもいいところがドラマが成立しない一因だったと思います。イロキを切ってもグローディを切ってもどのみちイロキは死人に戻るのでそこにカタルシスを求めるのは無理だと思います。
カグラギが切るか切らないかという葛藤を語るにはポッと出のお話過ぎました。もっと前から「主君殺しのカグラギ」と恨んでいるキャラを出すとか印象付けておかないと無理だと思います。たとえば、黒子の人を「イロキの忠臣だった人物で今は国のために我を殺して”黒子”としてカグラギに仕えている」なんて設定にでもしておけば尺を取らずに済んだでしょう。

■敵も味方もアホだらけ?
・今回の王様連中もアホだらけで呆れました。
王様自身が最大の軍事力なんだから最低限の食料くらい確保しておきましょうよ… 神の怒りなんて大災害が15年前にあったばかりなのに備蓄もないなんて危機意識が低すぎます。バグナラク襲撃もあったのにどいつもこいつも平和な2年間に何をやってたんですか。
っていうか食料がそんなに効果的なら食料を徹底的に潰したらよっぽど確実に人間全滅できるんじゃないですか?

・毒米の対処に隠蔽する必要性も理解できませんでした。
神の怒りだのグローディだの明確な敵がいるならそのせいにすれば済むんじゃないかと疑問に思いました。
イロキの時点では「土壌に毒が発生したので今年は出荷できません」って言えば済むでしょう。風評被害がどうのと言っていましたけどどのみち米を出荷できないならその誹りは逃れられないはずです。また今回の飢餓から考えても風評被害があろうがトウフの食料を輸入しないという選択肢もほぼあり得ないように見えました。
王が死ねば毒が消えたり新しい米が生えてくるならわかりますが、状況は変わらないのに国内の混乱をもたらして何の価値があるんでしょう?

・グローディが毒米作戦で何をしたいのかも不可解でした。
死体が欲しいだけならそこらにあるし、死体を作る方法なんて無数にあると思います。結局、米は燃やされたのだから飢餓で世界中で相当数が餓死してないと毒米作戦自体が通用しませんし。
そもそも神の怒りのほうがよほど大規模に人が死んでるはずですよね? 神の怒りを続けるほうが良くありませんか?
やる意味があると考えるなら「毒で死んだ無傷の死体が欲しかった」という線ですけど、こう考えるには「じゃあ今まで操ってたサナギムは何で死んだやつなの?」という疑問が湧いてきます。戦死以外のサナギムがそんなにいるとは思えないんですが。わざわざ1匹1匹傷つけないように殺したやつなんでしょうか? グローディ含めて誰がそんな面倒なことするのかが謎です。そこまでやるなら自分で侵略したほうが手間が少ないでしょう。焼け死んだはずのイロキも再生してるからそもそもの無傷である必要性も怪しいですし…


次回はリタがアイドルオーディションに参加するみたいです。
戦隊では唐突なアイドル回は珍しくないんですがキングオージャーでもやるんですねぇ… 「今アイドル回なんてやってる場合かよ!」とツッコむ気にもならないくらいグダグダしてる現状よりは大した問題ではありませんけどね。