『超宇宙刑事 ギャバン インフィニティ』 第22話「蒸着」:感想

2026年7月12日

全然話が進まなかった…

・今回は再生中ボス軍団との小競り合いオンリーでした。
しかも各次元に分散したから「ギャバンが集結!」という要素すら消えてしまい前回よりもトーンダウンしてしまいました。倒すべき中ボスがいなさそうなアーマイゼとかどこ行ったんですか…

・間を埋めるためかポッと出の設定が多くてかえって戸惑いました。
なぜかコンサルティングを始めた先生にも戸惑いましたが、刹那の不死身設定は何だったんです?
当然のように出てきましたけど個人的には初耳です。
「フルメタル天羽」なんかより「不死身の刹那」の方が強調すべき点じゃありませんか?
「え? 何?!」としか反応しようがない内容で困惑しました。なんで最終回1話前でこんなリアクションをしないといけないのでしょう…

・なぜか大佐の初別次元体験に時間を割いている点も戸惑いました。
専攻が多次元研究だったり、レイジの相棒と言いながら現場には出れなかったりしていたのでそりゃ念願が叶って嬉しいだろうなということはわかるんですが一緒に喜べるほど大佐に思い入れは無いんですよね…
たぶんこの後のお話が負けペースで暗くなるからバランス取りのために明るい話を入れたかったのでしょうが、私はついていけませんでした。

・中ボス軍団の再登場だけでも萎えるのに小競り合いに1話割いた挙げ句に1話で終わりもしないとはうんざりです。
たぶん「デスギャバン相手にギャバンみんなで総力戦だ!」だと「やっぱり戦隊じゃん」と言われる絵面になるから避けたかったんでしょうけど、中ボス相手じゃ盛り上がりませんよ…


高次元とのやり取りは物足りない

・結局、高次元の機嫌次第でカタルシスが薄かったです。
これって今回は説得に成功しましたけど高次元が「感情が諸悪の根源。人間は不要。全て消す」とか言い出したらギャバンは何も抵抗できないってことですよね?
高次元がアザゾルスと同等と語られていたせいで余計に信用する気が薄れました。
宇宙刑事シリーズと言えば、どっちかと言えば「裁くのは俺だ!」みたいな独断専行がモットーな印象なので権威主義的なことはギャバンっぽくないなぁとも思いました。

・個人的には「お前はその方法(アザゾルス)を知っている…」というデスギャバンの誘いもピンと来ませんでした。
そう聞いて連想したのが「デスギャバン」だったからです。
デスギャバンのスーツの外装が壊れてるのって”認証装置”を壊してハッキングして変身しているかららしいんですよね。
認証が降りないのが問題って言うならレイジたちも認証装置ぶっ壊して野良ギャバンになれば高次元も糞もありませんよね?
個人的にはそっちの方が「ギャバンシステムという枷も、高次元の邪魔も、デスギャバンの誘いも、違法か適法かではなく全てを”超えて”正義のために戦う、まさに超宇宙刑事ギャバンだな!」って感じがしてしっくり来たんじゃないかと思います。

・「ギャバン適格者は感情が欠けている」という話は普通にピンと来ませんでした。
確かにレイジは言うほど怒りを感じないなぁと思うところもあるのですが、その一方、師匠を殺されたりしてるわりには憎しみもあまり感じたことがないし、恐怖心とかも見せた覚えがありません。感情が欠けていると聞いて連想する心当たりが明らかに多すぎて作品側がちゃんと描けてない気がしちゃいます。
刹那なんかはそもそも感情が欠けているというか”無い”はずですし…
アザゾルス信望者は喜びとか希望とかそういう感情が欠けているから彼らもギャバンになれそうだなとかノイズになる部分が多いように感じました。


結局、デスギャバンがラスボスなの?

・普通に引き気味です。今のデスギャバンには格が足りてないと思います。
デスギャバンが「アザゾルス様、お力を…」とか言い出した時点で個人的には「アザゾルス>>デスギャバン」という格付けになっていたので急に「アザゾルスなんてネガ溜まりみたいなものでそれ自体はそんな悪いことしないよ」みたいな扱いにされて拍子抜けしました。
デスギャバンは前回もあっさり負けて格はすっかり落ちてると思うんですけどねぇ。
個人的にはデスギャバンがラスボスっぽいことに結構引き気味です。



次回は最終回です。
…悪い意味しかなく「え?終わるの?」って印象です。
今回のうちに決着がつくかと思った中ボス軍団との決着が次回に持ち越しですし、ラスボスはデスギャバンみたいで既に萎えてます。
露骨に怪しいポッと出の斬鬼長官は怪しい以外に何もしてないまま最終回に突入ですし、怪盗フェイドは存在自体が宙ぶらりんです。
この2つは次回用やVシネ用のネタなんでしょうか…? そんな出し惜しみしてられる余裕は無いと思うんですけど。
これで終わりますと言われても「え? 何が終われるの? っていうか始まってたことあったっけ?」という印象になっちゃいます。
「終わり良ければ全て良し」どころか、終盤ほど尻すぼみで退屈になっていっている印象なのですが、最後に花火が打ち上がるんでしょうか?
現状だと「没落した戦隊の成れの果て」、「ライダーの成り損ね」といった印象で、商業的には「取らぬ狸の皮算用」ということわざがぴったりでダメダメな印象が目立ちます。







コメント

4 件のコメント :

  1. コメント失礼します。
    なんというか…風呂敷を広げる前にもう畳みだしてるという感じがします。風呂敷を広げるだけ広げて、畳めぬまま終わった作品は数しれずですが、あらゆる要素が薄く(良い言い方をすれば悪目立ちする点が少ないともいえますが)、これで終わり?と拍子抜けするばかりです。

    ProjectREDの一発目、という事ですから、もしかしたら次作以降と連動し、それらをセットにして見れば面白くなる…のかもしれません。
    しかしこれだと、当作はギャバンの名前だけ借りた踏み台にしかなってないのが嫌な感じです。宇宙刑事ギャバンは旧作を観ていますから個人的な思い入れという補正はあれど、そうした扱いはいかがなものか?と考えるファンも少なくないのではないでしょうか。

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    1. 匿名さん、こんにちは。

      今のところ、特に始まった感じがしないまま終わりを迎えようとしている印象はありますね。
      「ギャバンインフィニティは◯◯がXXするお話でる」みたいに軸になる部分が見えてきません。
      シンプルなヒーローものにしてはまどろっこしい内容が多く、ストーリー性が売りと呼べるほどのしっかりした内容も感じていません。


      >しかしこれだと、当作はギャバンの名前だけ借りた踏み台にしかなってないのが嫌な感じです。

      現状だと名義借り以上の意義は感じませんね。
      ただ、それを言い出すと最近の戦隊が
      「戦隊とは名ばかりじゃないか? ちゃんと”戦隊”をやろうとしてたか?」といった話にもなり得るのでスタッフが変わってないのだから内容が変わるわけもないと言えそうな気もします。

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  2. 前回はギャバンや艦隊が勢揃いして絵面的に映えていてようやく盛り上がってきたかと思ったのですが今回は最終回を目前に失速した印象です。
    色々な事情や制約があってこれまで勢揃いしないような設定にしたのでしょうが見ていてやっぱり複数人のヒーローがひとつの画面に収まるのは良いなと戦隊シリーズが恋しく思えました。
    しかし次回作の主人公の見た目がダサすぎて1か月後には「ギャバンは見た目だけはかっこよかったなぁ」と恋しく思っているかもしれません。

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    1. 焼津のウサギさん、こんにちは。

      >色々な事情や制約があってこれまで勢揃いしないような設定にしたのでしょうが見ていてやっぱり複数人のヒーローがひとつの画面に収まるのは良いなと戦隊シリーズが恋しく思えました。

      キャラの個性や自我が薄いから肩を並べないと人数の意味がないんですよね…


      >しかし次回作の主人公の見た目がダサすぎて1か月後には「ギャバンは見た目だけはかっこよかったなぁ」と恋しく思っているかもしれません。

      予告の範囲だとかっこよくは見えませんね。
      元々かっこよさを目指していない可能性も有り得るので、デザインの良し悪しはまだ何とも言えなちいと私は思っています。

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